『鋼の錬金術師』 監督の水島精二デジタルハリウッド大学客員教授による
特別講義
「アニメーション演出基礎概論」開催
コンテンツ業界最前線で活躍する数々のクリエイターによる特別授業も、デジタルハリウッド大学の特徴のひとつ。 2006年7月13日、大ヒットアニメーション 「ハガレン」 こと 『鋼の錬金術師』 の水島精二監督による特別講義が開催された。 「アニメ監督って何をしているの?」 といった基本的なことから、「演出家にとって大切なことは何か?」 といった深いお話まで、ここでしか聞けない現場の裏話も交えつつ水島か監督に語っていただいた。
作品を作るにあたって大事なことは、「テーマ(主題)」 を決めること
作品を作るにあたって大事なことは、「テーマ(主題)」を決めることだと水島監督。そのテーマをどう描くかが作品の出来を左右するのだそうだ。たとえば、『鋼の錬金術師』のテーマは、「キャラクターの成長」。一見ありがちと思えても、作品の骨となるテーマで奇をてらいすぎてしまうと長丁場の作品作りではかえってよくないということも理解できました。
また、テーマ選びにおいて重要なポイントとなってくるのは自らが、「知ること」。作品を作ろうとするとき、つい自分の詳しいことをテーマにしてしいがちだが、自分が無知であることを恐れずに、知らないことをテーマにしてみることが大事だという。いろいろなことに興味を持ち、知らないことにもどんどん触れることが、作品の幅の広がりにつながっていくと水島監督は語った。
演出の仕事でなにより重要視するのは、「人とのコミュニケーション」
音楽の効果やキャラクターの表現を考えることも演出家としての重要な仕事だが、水島監督曰く、演出の仕事でなにより重要視するのは、「人とのコミュニケーション」だという。
作品のことだけではなく、作品に関わる人たちといかに上手にコミュニケーションをとっていくか、それが演出家にとってとても大切な仕事なのだ。
講演後の水島監督との記念撮影では、「監督と一緒に写りたい!」と希望する生徒が殺到したり、教室に貼られた『鋼の錬金術師』のポスターを携帯電話で撮影する生徒も多く見られた。 「ハガレン」の人気の高さがうかがえるエピソードだ。当日は水島監督とデジハリ生とのプロジェクト (アニメ制作) の話も発表!
水島監督の今後の動向にますます目が離せない。
(取材・ 原稿/西崎朋子 [デジタルハリウッド大学生])
















