『鋼の錬金術師』『交響詩篇エウレカセブン』のプロデューサー南雅彦氏が語る!
アニメプロデューサーというお仕事 〜 ボンズで僕がしてきたこと 〜
2006年6月15日(木)、『鋼の錬金術師』 『交響詩篇エウレカセブン』 などの作品を企画・制作するアニメ制作会社ボンズの南雅彦プロデューサーがデジタルハリウッド大学で講演を行った。ご自身がアニメ業界に進んだきっかけや、ボンズ立ち上げまでの道のり、今後のボンズについてなどを、ときおり冗談も交えながらも熱く語ってくださった南氏の話に、アニメ業界に関心の強いデジハリ大学生たちは熱心に耳を傾けていた。
いろいろなタイプの作品作りが出来たのは、ボンズだったから。
大学生の時に映画 『伝説巨神イデオン』を観てアニメーションの映像の自由さに感銘し、同作品や『ガンダム』などを制作しているサンライズに就職した南氏。最初に就いた仕事は制作進行という仕事。作品のスケジュール、予算、クオリティーなどを管理する仕事だ。現在は7人ほどで1つのテレビ作品を担当するそうだが、当時は4~5人だったため苦労も多かったという。
プロデューサーとしていくつかの作品を担当した後、30歳半ばサンライズを辞め、親しいスタッフとともにボンズを設立することを決意。設立から8年経った今、 「いろいろなタイプの作品作りが出来たのは、ボンズだったから」 と振り返る。
ボンズの核はスタッフだと断言する。
南さんはボンズの核はスタッフだと断言する。例えば 「作画スタッフが描いたビジュアルによって、作品の内容までも変化する」 から。スタッフで作品のすべてが決まるのである。だからこそ現場スタッフがやりたいこと、表現したいこと、そしてそれらをどう画面に出していくかを常に念頭に考えているという。
そのクオリティの高さで、常に高い評価を受けてきたボンズ。南さんは来秋公開の劇場オリジナル作品についても熱く語った。SFや美少女といったアニメ的要素が全くないチャンバラ映画になるということで、今からとても楽しみだ。
「チャレンジすることが好き」南さんとボンズはこれからもアニメ業界の先端を走り続けていくだろう
(取材・ 原稿/大杉友也 [デジタルハリウッド大学生])
















