デジタルハリウッド大学 メディアサイエンス研究所 研究発表会

終了いたしました、多数のご来場ありがとうございました。

このたびデジタルハリウッド大学 メディアサイエンス研究所では、 来る2011年10月8日(土)に研究発表会を開催致します。 本研究所は、デジタルコミュニケーションが社会に大きな変革をもたらす状況をふまえ、先駆的・先導的な研究を行うことを目的として設立されています。現在19の研究室を擁し、デジタルメディア・コンテンツ等の自主研究や委託研究に積極的に取り組んでおります。今回の発表会におきましては、その研究成果や過程をご覧頂き、皆様と共に産学連携を推進するきっかけ作りができればと存じます。 ご多用かと存じますが、本発表会にお越しくださいますようお願い申し上げます。

【研究者対談】アキバプラザ6F ・ セミナールーム1 ・ 13:00~13:40 ・ 定員120名 ソーシャルメディアデザイン~デジタルコミュニケーションのこれまでとこれから~

ビジネスでも活用されるようになったソーシャルメディアの活用法や、コミュニケーションデザインのあり方などの「これまで」と「これから」そして「未来のカタチ」を本学教授陣と株式会社エイベック研究所 代表取締役社長 武田隆氏との対談形式でお話いたします。

武田 隆 氏

武田 隆 氏 (株)エイベック研究所 代表取締役社長

日本大学芸術学部にてメディア美学者 武邑光裕に師事。
96年、学生ベンチャーとして起業。企業サイト構築のコンサルテーションで多数の受賞を得るも、企業と顧客の距離が縮まらないインターネットサービスの限界に悩む。クライアント各社との数年に及ぶ共同実験を経て、ソーシャルメディアをマーケティングに活用する「企業コミュニティ」の理論と手法を独自開発。花王、カゴメ、ベネッセなど業界トップの会社から評価を得て、累計300社のマーケティングを支援。ソーシャルメディア(企業運営型BtoCコミュニティサイト)構築市場の売上トップシェア※を誇る。1974年1月生まれ。海浜幕張出身。
※2010年企業運営型BtoCコミュニティサイト構築におけるパッケージ・ASPメーカー出荷金額ベース(株)矢野経済研究所調べ(2011年8月現在)

橋本 大也 氏

橋本 大也 氏 デジタルハリウッド大学 教授 橋本大也研究室代表研究員 データセクション株式会社取締役会長

ITビジネスの起業家。早稲田大学在学中にインターネットの可能性に目覚め技術ベンチャーを創業。主な著書に「情報力」「情報考学―WEB時代の羅針盤213冊」「新・データベースメディア戦略。」「アクセスを増やすホームページ革命術」等。(株)早稲田情報技術研究所取締役、(株)日本技芸取締役、多摩大学大学院経営情報学研究科客員教授等を兼任。

本多 忠房 氏

本多 忠房 氏 デジタルハリウッド大学大学院 准教授 本多忠房研究室代表研究員 ビーコンコミュニケーションズ株式会社 シニアデジタルストラテジスト

大学在学中からWebデザイナーとして活躍後、ヤフー(株)にて検索関連プロジェクトに従事。その後(株)サイバーエージェントに移り局長、エグゼクティブプランナーなどを経験後2011年4月から現職。デジタルを活用して多様なクライアントのビジネスをスケールさせるための戦略立案を担当。

【基調講演】アキバプラザ6F ・ セミナールーム1 ・ 16:10~16:50 ・ 定員120名 フューチャーセンターにみる新時代の研究のあり方~未来志向で問題を解くために~

「未来志向で創造的に対話するための場」と定義されているフューチャーセンター。そこでは持ち込まれた複雑な課題に対して、「未来のステークホルダー」を集め、オープンに対話し、共有可能な理想像を描き出します。メディアサイエンス研究所における研究体制の将来像のひとつとして、イノベーション・ファシリテータ 野村恭彦氏にご登壇いただきフューチャーセンターについて、メディアサイエンス研究所所長 杉山とお話いただきます。

野村 恭彦 氏

野村 恭彦 氏 富士ゼロックス株式会社KDI(Knowledge Dynamics Initiative)シニアマネジャー

博士(工学)。 富士ゼロックス株式会社入社。同社総合研究所、コーポレート戦略部を経て、自ら新規ナレッジ・サービス事業KDI (Knowledge Dynamics Initiative) の立ち上げに参画。
現在は、同社KDI シニアマネジャー。東京工業大学SIMOT特任准教授、国際大学GLOCOM主幹研究員を併任。

杉山 知之

杉山 知之 デジタルハリウッド大学学長 メディアサイエンス研究所所長

MITメディア・ラボ客員研究員、国際メディア研究財団・主任研究員、日本大学短期大学部専任講師を経て、1994年10月デジタルハリウッド設立。2004年日本初の株式会社立「デジタルハリウッド大学院」を開学。翌年「デジタルハリウッド大学」を開学。99年度デジタルメディア協会AMDアワード・功労賞受賞。

各研究室発表

※各研究室の発表終了後、名刺交換など交流のお時間を設けております。

【13:00〜13:30】小山昌孝研究室 セミナールーム4 ・ 定員25名

制作業界向けコンテンツ制作共有基盤整備事業の研究

本研究室では以下のような研究を実施しており当日はその進捗についてお話いたします。

  1. 制作支援を行う共有基盤の実用性、経済性の実証検証
  2. マーケットに於けるレンダリングファームを含む制作共有基盤の規模及び予算の研究
  3. インフラの共有化/運用技術の標準化
  4. ソフトウエアのライセンス管理/運用技術の整備
  5. 共有基盤の運用コスト適正化、人材育成
  6. 地域雇用、観光・物産振興への連携企画事業推進
  7. 国の振興政策の必要性・緊急性の研究
  8. 省庁連携スキームの研究

代表研究者:小山昌孝

【13:00〜13:30】高橋光輝研究室 セミナールーム6 ・ 定員60名

日本のマンガ産業調査 中間報告

現在、映画やテレビドラマ、アニメなど多くのコンテンツにマンガが原作として展開されています。しかしながら、マンガを基点としたコンテンツ産業内外への産業波及効果や、海外向けの輸出事情等について俯瞰できる、詳細なデータはありません。本研究では、知的財産の展開ということを核としてマンガを中心にその知財としての展開を調査し、コンテンツ産業全体の調査に向けての、フィージビリティとします。また、この調査結果をもとに最終的にマンガ等のコンテンツ全般を調査するシンクタンクとして、コンテンツ総合研究所(仮称)の法人設立を目指し、産官学連携した形で調査・研究・国策提言の出来る機関を創設する計画しています。
当日は本調査の中間発表を行います。

代表研究者:高橋光輝

【13:20〜14:00】黒田順子研究室 セミナールーム5 ・ 定員25名

3DCG表現研究

3DCG表現技術の研究。MAYAを使用した3DCGソフトの研究、Z-Brushなどのスカルプト表現および立体プリントアウト制作研究、ダイナミクス研究、ステレオスコピック研究、モーションキャプチャ研究、などを重点的に研究を行っています。また、学生を本研究活動に積極的に参加させることで、幅広い視野を持ち、高い技術力と芸術性を併せ持つCGデザイナーの育成を行っています。
当日は、研究活動を通して、蓄積された3DCG表現に係わる知識を発表します。

代表研究者:黒田順子

【13:30〜14:00】栩木雅典研究室 セミナールーム3 ・ 定員60名

ARによる失われた歴史的都市(石山本願寺・寺内町)再現

3DCGに依る「失われた歴史的建造物・都市」の再現、映画「SAIKA-雑賀の孫一」で使用予定(大坂石山本願寺及び周辺寺内町等戦国時代の大坂を再現・歴史考証には第一人者大阪市立大学大学院二木教授)の3DCGデータ利用し、VR・ARによって再現。現在、当時の事を記録した資料が皆無に近い状況ですが秀吉による大阪城築上の前に存在していた大坂石山本願寺及び周辺寺内町をARで再現します。

代表研究者:栩木雅典

【14:00〜14:40】吉田就彦研究室(マーケティング部会) セミナールーム1 ・ 定員120名

マーケティング研究部会/人材開発部会研究発表

~ソーシャルメディアを生かす方法~
研究室のマーケティング部会では、ブログを使って「ヒットの数理モデル」の定量分析や「話題共鳴分析」の定性分析によりソーシャルメディアのマーケテイングへ利用法を鳥取大学と共同で研究し、いかにソーシャルメディアを利用してヒットを生み出すかを研究しています。
また、人材開発部会においては、EQ理論を用いてヒットを生み出したプロデューサーの能力を割出し、それを能力開発するプログラムを開発しました。その実証実験でヒットを生み出すプロデューサーの育成にも着手しています。本研究ではソーシャルメディア時代のヒット作りをマーケティング視点と人材育成視点から研究しています。
当日はこれらの部会の研究内容を発表いたします。

代表研究者:吉田就彦

【14:00〜14:30】海老根智仁研究室 セミナールーム4 ・ 定員25名

中国の宝塚歌劇革命

~中国におけるコンテンツビジネスの拡大~
日本の宝塚歌劇を中国の日本コンテンツのファンに普及させ、中国に宝塚ブームを起こし宝塚のライセンスを獲得し、更にたくさんのコンテンツビジネス事業を広げるべくその事業計画を研究しています。
当日はその研究について発表を行います。

代表研究者:海老根智仁

【14:00〜14:30】南雲治嘉研究室 セミナールーム6 ・ 定員60名

視覚の法則の再考

南雲治嘉研究室「基礎デザイン研究会」が行っている視覚の法則に関する研究。私たちのデジタルコンテンツの大半は視覚を通してのものです。この視覚には種々の特性があり、それらを利用することによって効果的視覚伝達(ビジュアルコミュニケーション)を行っています。その視覚には法則があり、脳科学が進んだ今、それらを活用してより科学的な法則を構築することが可能となりました。

[○△□における視覚心理の分析]○が心理的にどのような影響をもたらしているかをこれまでの応用事例を分析し、アンケート調査を基に新たな視覚の法則を確立します。
当日はこれらの研究内容を発表いたします。

代表研究者:南雲治嘉

【14:30〜15:00】三淵啓自研究室 セミナールーム3 ・ 定員60名

知識ベース情報処理から体験ベース情報理解へ

仮想世界における、没入感、臨場感等によるアバターを通しての体験をベースにした、学習効果や、デジタルの仮想商品に対する価値感の、アバターによる仮想世界感や、大きさ等の概念、インターアクティブ性による、身体との連動性、自他との認識によるコミュニティーやアイデンティティーの形成など研究と、それらの融合実験を行っています。

  1. コミュニティー、教室、制服などによる、仮想世界を活用した教育実験
  2. 空港や、レストラン等の仮想環境における、英会話のトレーニング実験
  3. デジタルコンテンツの仮想世界における流通管理実験(サイバー特区)
  4. キャラクターの2次3次制作・販売実験

上記が具体例となっており、これらを中心にお話いたします。

代表研究者:三淵啓自

【14:30〜15:00】羽倉弘之研究室 セミナールーム5 ・ 定員25名

S3D(立体視)映像研究開発および教育・啓蒙活動

S3D(立体視)映像の普及に伴い、様々な表示技術が研究開発され、製品化されてきています。それぞれのメディアに対するS3Dコンテンツの開発および教育・啓蒙活動を行い、その活動の一環として、実践的な教育活動(実写とCG)を実験的に実施しました。また、2011年度は、各種のテーマ別(デプスバジェット、自然災害、超高画質立体表示装置、ロボットビジョンを実施)に研究会を開催しています。
当日はこれらについて発表いたします。

代表研究者:羽倉弘之

【15:00〜15:30】加藤洋研究室 セミナールーム4 ・ 定員25名

キャラクターマーケティング、
キャラクターツーリズムの研究

キャラクターマーケティングではキャラクタービジネスのケーススタディ研究、キャラクター年表作成、キャラクターコンテンツの分類を行っています。その分類はコミック、アニメーション、映画、インターネット、ゲーム、ファンシー、玩具と多岐にわたります。また、地域活性、観光の視点からみたキャラクターツーリズム研究を進め、実際に現地に出かけての訪問調査、キャラクター開発、地域性を活かしたキャラクターツーリズムの提案を行っております。
当日はこれらの研究、調査について発表いたします。

代表研究者:加藤洋

【15:00〜15:30】本多忠房研究室 セミナールーム6 ・ 定員60名

消費者心理とインタラクティブ・クリエイティブ

日々進化を続け、次々と革新的な表現が生まれ続けているWebを中心とした「インタラクティブ・クリエイティブ(以下”I.C.”)」について、主に消費者心理の側面から研究を行います。「I.C.」については、技術的な先進性や仕組みのユニークの側面から論じられることが多いのですが、クリエイティブはあくまで受け手である消費者が、そして彼らに対するコミュニケーションの目的があってこそ存在するものです。この前提にのっとり、個別の「I.C.」が表現している内容が、受け手である消費者に対してどのような感情を抱かせ、その結果としてどのような行動に移らせるのかを事例から読み解き、研究を行っています。
当日はこれらの研究について発表いたします。

代表研究者:本多忠房

【15:10〜15:40】杉山知之研究室 セミナールーム1 ・ 定員120名

拡張が容易で管理しやすい新映像制作
ワークフローの提案

~スクリプトモジュール型レポートプロセッサによる映像制作~
映像制作における、撮影素材も含めた映像/文字情報等をレポートプロセッサを用いて一元処理を行う事により、中間行程を簡素化した映像制作ワークフローの構築を行います。レポートプロセッサはサーバーサイドスクリプトで各処理工程毎のモジュールとして実装を行うため、処理の変更/拡張が容易であり、運用に際して専用の特殊な環境を必要としません。また、レポートプロセッサ自体では素材データの変更を行わない上に、既存の各制作毎のデータフォーマットに基づいて情報伝達処理のみを受け持つため、新規導入が容易な上、障害発生時でもデータロス等の重大な影響を与える事がありません。
当日はこれらについてお話いたします。

代表研究者:杉山知之
当日登壇者:北田能士研究員

【15:30〜16:00】香田夏雄研究室 セミナールーム3 ・ 定員60名

インタラクティブリアルタイムコンテンツの構築技術

コンピュータグラフィクス技術をベースに、デザイン、インテリジェンスそしてインタラクティビティを高度に融合する次世代デジタルコンテンツに必須となるコア技術と構築技術の研究開発を行います。具体的には、各分野のアーティストとコラボレーションを行うとともに、3DCG技術を応用したプロジェクションマッピング技術、NUI(ナチュラルユーザーインターフェース)、AR(拡張現実)などを組み合わせることにより、これまでにないエンタテイメント分野を開拓していきます。
当日はこれらの研究について発表いたします。

代表研究者:香田夏雄

【15:30〜16:00】塩見政春研究室 セミナールーム5 ・ 定員25名

クチコミを科学する

ネット上のクチコミは、どのように起こり、どういう要素があって、広がるのか。各種の実例を通じ、研究を行っています。現在は大阪市北区梅田の活性化をイベントとネット上のクチコミを通じてどのように行うことができるかを検討しております。
当日はこれらの研究について発表いたします。

代表研究者:塩見政春

【16:00〜16:30】佐々木直彦研究室 セミナールーム4 ・ 定員25名

プロデューススキルの発展・応用

本研究室では以下のような研究を実施しており当日はその進捗についてお話いたします。

  1. 田舎と都会をむすぶ新しい方法を生みだし、これまでになかった人の流れを生みだすための実践研究
    1. 「ワーカホリデー」の研究と試行
      実践企業を決定し社員に東北の温泉リゾートに1〜2週間滞在してもらい、データをとります。
    2. 食と流通のプロデュース
      農作物、または農作物の加工品(畜産加工品・酒などを含む)を都会で販売するための活動を展開し、そのノウハウを研究します。
  2. うつ対策に効果のあるクスリを使わない方法論を〈プロデューススキル〉を基盤に開発しています。研究企業の現場でデータをとり、実践的に成果をあげ、理論とノウハウについて整理します。

代表研究者:佐々木直彦
当日登壇者:広瀬眞之介研究員

【16:00〜16:30】吉田就彦研究室(森林部会) セミナールーム6 ・ 定員60名

森林・林業研究部会研究発表

~ITによる森林ビジネスの新たな可能性~
今や、森林・林業再生はこれからの日本の大きな課題の一つとなっています。何故なら日本は国土の68%を森林が占める世界第2位の森林国であり、その多くは地方に分布しています。
今日的な地球温暖化問題や地方再生問題ではこの課題を解決しなければならないのは自明の理です。そのような諸問題を解決する為のIT導入や新たなビジネスモデルを構築するのが本研究部会の命題となっています。地産地消を生む木材トレーサビリティや天然乾燥材等の付加価値を付けたEC等の新たな試みを森林の現場とともに研究しモデル構築を提案しています。
当日はこれらの研究について発表いたします。

代表研究者:吉田就彦

【16:30〜17:00】荻野健一研究室 セミナールーム3 ・ 定員60名

メディアコミュニケーションプラットフォーム

今回の震災により、緊急時における地域のソーシャルメディアの役割が明確になってきました。地域の現況などを加味した形で、地域としてのソーシャルメディア及びコンテンツの有用性を被災地やその他の地域のメディア接触による行動変化要因を解析し、地域におけるソーシャルメディアの現状をまとめて報告します。その情報を基に、平常時でも利用できる親和性の高い地域プラットフォームの開発を目指し利活用の実証実験を行います。その上で地域や企業のソーシャルメディア活用ガイドライン作りとメディアプロデューサー育成とマスメディア・地方メディア・地域メディアの特性を活用したコミュニケーションビジネス構築を研究しています。

代表研究者:荻野健一

デジタルハリウッド大学 メディアサイエンス研究所 研究発表会

開催日時
2011年10月8日(土)13:00~17:00(12:30開場)
開催場所
アキバプラザ6階(セミナールーム1~6)
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフト秋葉原ビル
※受付にて名刺を頂戴します。

・JR線「秋葉原駅」中央改札口より 徒歩2分
・つくばエクスプレス線「秋葉原駅」A3改札口より 徒歩1分
・東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」 2番出口より 徒歩3分
参加費
無料(要予約)
申込締切
2011年9月30日(金)
お問い合わせ先
デジタルハリウッド大学
〒101-0021 東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル7階
TEL:03-5297-5787(電話受付時間 平日11:00~18:00)
FAX:03-5297-5788
E-mail:daigaku@dhw.ac.jp