第2回TOHOシネマズ学生映画祭イメージキャラクター
『ティアナ・シャオ』のミュージック・ビデオをデジハリ大生が制作!
「学生による、学生のための映画祭」第2回TOHOシネマズ学生映画祭にて、現役のデジタルハリウッド大学生たちがティアナ・シャオ部門にて見事グランプリを受賞。優勝賞品は、ティアナ・シャオのアルバム「desTiny」収録曲、"aquarium"のミュージック・ビデオ制作。今回は完成を祝して、制作メンバーの内のひとり、川畠佑幾さんに制作秘話を伺いました。
-歌手、ティアナ・シャオさん(※)のPV制作が完成したとのこと、おめでとうございます!今回のPV制作をすることになったきっかけを教えてください。
制作メンバー、(前列左から)古市健さん・甲斐翔太さん (後列左から)北野皓大さん・川畠佑幾さん・階戸万里さん (上部左)今智美さん
川畠さん:学生の期間中に、とにかく実践経験を積みたかったのがきっかけです。また、僕が所属しているWL-69(エールロック)という実写チームのプロデューサーとして、クリエイターの想いをぶつけるだけではなく、見る側の視点にたった編集をし、“後に残るもの”を作りたいという気持ちも大きかったです。
そういう方向性で作品を整えていったことが、今回の受賞に結びつきました。功績が残るということは、僕はもちろんメンバー全員のモチベーション向上に繋がるので、これからもどんどんコンテストに出品していきたいですね。
※)第2回TOHOシネマズ学生映画祭のイメージキャラクターを務めたアーティスト。アメリカ育ちの女性歌手。中国で生まれ、幼少期に家族とともに渡米。メアリー・J・ブライジなどを手がけたプロデューサー、ジャム&ルイスらが参加しデビュー。澄んだ歌声とダンス音楽との組み合わせが特徴的。「ティアナ・シャオ」オフィシャルWEBサイトは コチラ から。
-チーム名の”WL-69(エールロック)”というのは?
川畠さん:作品コンセプトが「20代の女の子向け」だったので、当初はパステルカラーを使った軽やかなデザインを考えていました。でもこの作品は、『マタアイマショウ』と『全力少年』のふたつでひとつの作品です。私たちが最初に考えたものでは男の子にマッチしません。製作委員会からは「おしゃれなイメージのデザインがよい」と希望もあり、チョコレートのようなビターブラウンを基調とした、直線的で、スタイリッシュなデザインに行き着いたんですよ。
-実際に”プロ”としてのPV制作はどうでしたか?
川畠さん:制作会社と同様の約3週間で企画から納品まで行わなければいけませんでした。スケジュール的には正直ツラかったです(笑)。企画して3日後には、もう撮影 に入ってましたからね。カメラはHDVというハイビジョン、地上デジタルと同じ画質のものを使って撮影したので、かなり綺麗な映像が撮れました。しかし企 業側からはエフェクトを加えた映像も作ってほしいと言われそれも提出しましたが、美しさにこだわった映像を気に入ってくださり、HDV版でいけることにな りました。自分たちの作品に理解を示してもらえ嬉しかったですね。
-やっていて、“一番良かった瞬間”というのはありましたか?
川畠さん:みんなで意見を出し合い、その中で何をPVに採用するのかを詰めていきながら、ひとつのコンテンツを”ツクる”ということに対して、チーム全員が同じ方向を向いた瞬間が一番“イイ”と思いました。
-なるほど。今後皆さんが作ったPVが、CDショップやメディアで流れる日を楽しみにしています。
川畠さん:ありがとうございます。今は、ティアナ・シャオさんの公式HPでショートバージョン(※)を観ることができます。これがフルサイズでたくさんのメディアで放送されることが今から楽しみです。
※)第2回TOHOシネマズ学生映画祭「ティアナ・シャオ賞」 グランプリ受賞者監督作品 aquarium(shoot version)は コチラから
-映像といえばCGをする子が多いデジタルハリウッド大生も多い中で、WL-69の皆さんが実写にこだわる理由は何ですか?
川畠さん:実写の場合、コンテストにしろコンペティションにしろ、「学生作品」として出品できる機会が多いというのが一番の理由です。大学、高校時代からデジタルコ ンテンツ産業に興味があった僕は、コンテンツを作っている人たちのマネジメントやプロデュースをやっていきたいと思い、デジタルハリウッド大学へ入学しま した。ですから将来的には実写だけではなく、2Dや3D、Webなどジャンルを選ばずに関わっていきたいです。
-ちなみにWL-69の皆さんは、もう次のことを始めていたりするんですか?
川畠さん:3年生の後半からは就職活動が始まるので、2年生後半からの1年間で、就職活動に使える作品やポートフォリオとして使える作品をどんどん作っていきたいと 思っています。だから、既に2つほど次の試みを始めています。ひとつ目は、自主制作映画。今回はSF的な作品で、結構自由に作っています。その他にも美術 館を借りて、学生の2D作品展示などの企画が進行中です。そういう将来に繋がる場所で、「川畠君だから!」と任せてもらえるようになるのが夢です。何より デジタルコンテンツが好きだし、必要だと思うからこそ、学生のうちに人脈を広げていきたいんです。
(取材/谷口千佳 ・ 原稿/瀬谷久美子)
















