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ファーバーカステル社とカラーフラワープロジェクトを実施

デジタルハリウッドが、被災地の子どもたちの心のケアを目的として、ドイツの文具メーカー「ファーバーカステル」(本社ドイツ、以下FC社)と共同で実施している『カラーフラワープロジェクト』。
このプロジェクトは、デジタルハリウッド大学の学生が東日本大震災により被災した小学生に少しでも元気になってもらおうと、「色彩論」で学んだ技術を活かし、想いを込めた「花」をデザインした絵を贈るという企画です。

今回のプロジェクトは、本学にて「デザイン概論」「発想論」「色彩論」等の講義を担当し、日本各地で色彩関連の公演・セミナーなどを担当している南雲治嘉教授が担当しています。南雲教授は、地震直後、岩手県にいる卒業生に安否を確認。卒業生は幸い無事でしたがご子息出身の大船渡市立綾里小学校は、建物は残ったものの1階部分のほとんどが津波によって流されてしまう被害に見舞われました。
この報告を受けた南雲教授は、現地の小学生に少しでも元気になってもらえるよう、綾里小学校の校長へ、「学生たちが想いをこめた描いた花の絵を花畑のように飾りたい」と、直接電話で提案させていただいたところ快諾をいただき、この「カラーフラワープロジェクト」が立ち上げられました。

本学の学生が描いた約200点とデジタルハリウッド大学大学院の中国留学生が上海の子供たちから集めた花の絵を合わせ、総数約450点にものぼる作品を2011年8月末に、岩手県大船戸市立綾里小学校へ寄贈、校舎一面が元気を送るメッセージでいっぱいの花畑となるよう、掲示させていただきました。そして同小学校の児童には、FC社より色鉛筆が寄贈され、南雲教授による色彩特別授業を開催しました。

▲綾里小学校の廊下に飾られた花の絵 ▲南雲先生による大切な人へ絵を描く特別授業

喜ぶこともたちの姿に"クリエイティブのチカラ"を実感。プレゼントした絵を眺める子どもたち、想いを伝えるために楽しく絵を描く子どもたちの笑顔のなかに、新しい東北の未来が見えました。私たちは、これからも未来をつくる子供たちを応援するとともに、私たちが"できること"を実践してまいります。


▲最優秀賞を受賞した辻さんと杉山学長

また、今回のプロジェクトで応募された作品200点から18点の優秀作品を選出、そしてさらにその中から最優秀作品を選出いたしました。最優秀作品に選ばれたのは本学4年生辻未来さんの作品です。辻さんには、FC社の本拠地であるドイツ・ニュルンベルクで実施される「FCアカデミー体験入学」がプレゼントされました。「FCアカデミー体験入学」に参加した辻さんはファーバーカステル鉛筆工場とアカデミーがある建物の見学や、アカデミーで授業を受けてきました。今回、クラスではなく、マンツーマンの授業となり、「空間をつかむ」という映像や絵画、あらゆるデザインのベースになるものを教わったそうです。

▲ファーバーカステル_鉛筆工場と
アカデミーがある建物
▲ファーバーカステルアカデミー内

辻さんは、今回のプロジェクトや「FCアカデミー体験入学」を通して、貴重な体験をし、今回学んだことを糧に、また、素晴らしいクリエイティブの力を発揮してくれることでしょう。


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