2023年度グランプリ・3DCG部⾨最優秀賞

変化に対する恐怖と快感そしてそれらが共存する世界

⽯川壱朗(⽴命館慶祥⾼等学校)

変化に対する恐怖と快感そしてそれらが共存する世界
受賞者コメント

この度は2023年度グランプリ・部⾨最優秀賞を頂戴し、誠に光栄に思います。
私のメッセージを通して1⼈でも多くの⽅が"変化" に対する関⼼を持ち、考えを深める⼀助となれば幸いです。

評価コメント

コンセプトは良いと思います。
こちらも⼼象表現として⾃分の中で流れを受け⼊れるのか、現状を維持するのか、思考にふける感じが表現できていると感じました。

オリジナリティが素晴らしいと思います。⼈の頭が何を意味するのか?、鎖で縛られている意味は?、、、と⾊々と考えてしまいますし、⾒た⼈によって感じ⽅が異なると思いますし、⾒た時の⾃分⾃⾝の気持ちによっても⾒え⽅が変わるような気がすると思います。技法的には、「顔と太陽>川の流れに沿ってジグザグ>左下の草と球>⽔平線に沿って右へ>右側の球と草>中⼼の顔」という⾵な視線移動により画⾯全体をくまなく⾒せるレイアウトも⾒事だと思います。また、草と球の表現も綺麗にできていてリアリティーがあります。背景の空も、⽇の出?⽇の⼊り?の直前か直後だと思いますが、綺麗なライティングになっているのも印象的だと思います。