和田 泰弘さん卒業生紹介
<株式会社サイバーエージェント>「バカにされた」ことが原動力でした

和田 泰弘さん2016年度卒業
株式会社サイバーエージェント入社
撮影機材のシェアリングサービス「Take's One」を在学中に起業し、卒業後は株式会社サイバーエージェントへの就職が決まっている和田さん。なぜ起業に至ったのか、またデジタルハリウッド大学はどのような場所だったのか、その半生とともにお話を聞かせていただきました。
バカにされて、絶対に見返してやる、と決めた。
「社長になりたい」と、子どもの頃からずっと言っていました。自営業の父の影響で、将来サラリーマンになるのは違うと思っていたんです。「自分で何かやりたい、自分で事業をつくりたい」という想いから、デジタルハリウッド大学に行くことにしました。周りの人は有名大学に行っていましたし、どうせ反対されるのがわかっていましたから、こっそり進学しました(笑)そしたらバレて、「え、どこその大学?」ってバカにされました。悔しかったです。「絶対、結果を出して見返してやる、そしてデジタルハリウッド大学を有名にする。」そう決めて、その原動力に突き動かされて、今があります。
Webデザイナーになった。作ったサイトは100個以上。
大学に入って、師匠に出会いました。栗谷幸助先生というWebの教授で、イチから基礎を教えてくれました。技術だけでなく、Webの面白さから、人生のことまで教えてくれた人です。授業の後に、4時間も相談に乗ってくれたこともあります。Webデザインを始めたのは、自分の事業をつくるためにも、まずは人の目に触れるWebデザインが大事だと思ったからです。ひたすら、没頭してサイトを作りました。在学中に企業で働いた後、フリーのWebデザイナーになって、学生時代に作ったサイトの数は100を越えました。即戦力として期待していただいて、(株)サイバーエージェントへの就職も決まりました。
起業して、みんなで事業を作る楽しさを実感中。
Webも面白いですが、本当にやりたいのは事業をつくることでした。就職先にも応援してもらいながら、スマホアプリのサービス「Take’s One」を起業しました。写真や動画を撮りたくても、カメラを買えずに困っている人がいます。その人たちに使ってもらえるように、撮影機材を気軽にシェアできるサービスを立ち上げました。今の目標は、10名のチームメンバーに、成果を出して恩返しすること。みんなで事業を作っていくことに楽しさを感じています。メンバーと一緒に、新しいことにどんどん挑戦していきたいです。
デジタルハリウッド大学を有名にするため、一丸となる学生たちが好き。
デジタルハリウッド大学には感謝しています。高校の時までは、どちらかと言えば遊んでいましたが、今はビジネスに没頭していて、以前の自分とは違います。のめり込める環境があるのはありがたいですね。歴史もまだ浅い大学だから、卒業生とすぐに知り合えるのも、いいところだと感じています。デジタルハリウッド大生の気持ちは根本的には同じで、「デジタルハリウッド大学をもっと有名にしたい」と思っています。だから僕の事業も、卒業生が応援して広めてくれていて。そういう感覚は、すごく好きです。ちゃんと何かをやっている人に対しては、色んな人が支援してくれる大学です。
高校生にメッセージ
デジタルハリウッド大学に行くと言ったら、周りに反対されるかもしれません。だとしても、生半可な気持ちじゃなくて、本気で何かやる人には、誰も文句は言いません。人間って、何かにすがって安心したいところがあるんだと思います。でもデジタルハリウッド大学は、すがる場所ではありませんし、むしろ自分を「すがれる存在」にしないといけません。それでも、その進路を選んで、自分の理想を本気で突き詰めていく人は、これから先も胸を張っていけると思います。デジタルハリウッド大学に入るからには、軸を持って来てほしいです。技術は、別になくてもいいです。「一緒にデジタルハリウッド大学を作っていきたい」と思う人に、来てほしいなと思います。
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