KLab Creative Fes'15 グランプリ受賞受賞歴
- 受賞歴

受賞日 |
2015年8月9日 |
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受賞・コンテスト名 |
Klab Creative Fes'15 |
モバイルオンラインゲーム大手のKLabが実施する学生向け3DCGデザイナーズコンテスト「KLab Creative Fes'15」で本学卒業生、学生がグランプリと3位を受賞しました。
このコンテストは、作品のクオリティだけでなく自身の作品をプレゼンテーションするという趣向のコンテストで、賞金30万円と特別賞としてKlabの内定がもらえるユニークな試みです。
予選応募者を中心に約100名が参加し、合計10組がプレゼンテーションを実施、2014年度卒業生の西村丞二さんが見事グランプリに、4年生の三浦光理さんが3位と特別賞のW受賞をしました。
グランプリ:西村丞二さん 『MIRAGE FLAME』
【作品紹介】
海外で制作されているような、写実的で美しい映像表現を目指して自らデザインした架空のローラブレードのブランドの広告用3DCGショートムービーを制作しました。
MIRAGEという意味は、《幻覚、吐かない[実現不可能な]夢、希望》とい意味で製品が自ら組み上がって行き、まるで意志があるかのようなそんな幻覚の一部という事で、FLAMEという《構成、枠》と言う事で、実現不可能な夢や希望を構成させる。このプロジェクトを完成と結果に結びつけるという意味合いを込めています。
今回、CGWORLD.JPのWebサイト上でもコンテスト内容が特集されており、西村さん、三浦さんの受賞コメント、審査員コメントが下記のように掲載されています。
【受賞コメント】 ローラーブレードのPVがあまりなかったので、対象に選びました。子どもの玩具という認識を外すことと、子ども時代に父親からはじめてもらったプレゼントという、2つの狙いをこめて演出しました。受賞については嬉しくて言葉が出ません。学生のうちに本気になれるものを見つけられて、しかも表彰までされて、良かったです。今後も創作活動を続けていきます。
【審査員コメント】 エッジの効いた絵作りや、かっこいい演出など、好きなものや得意な表現が何か、自分で良く理解されていると思いました。子どもの頃に夢中になったものを、大人になって習得した3DCGという技術で映像表現されたわけで、すごく良いと思います。実は僕も子どものころ、ヨーヨーの大会で優勝した経験があるんですよ。そのため、ヨーヨーが変形してローラーになるシーンでは、思わず画面に引き込まれました。 またクリエイティブだけでなく、スクリプトまで作成してレンダリング作業を効率化された点もすごいと思いました。これから仕事を続けられていく中で、思い通りにならないことも出てきます。そんなときでも、自分がこれまで好きだったものを思い出して、がんばってください(山家氏)
3位(特別賞同時受賞):三浦 光理さん『THE SOLJOYA』
【受賞コメント】 「SOLJOYA」は太陽の宝石という意味で、質感と説得力をもたせることを念頭に、自然 界の様々な動物の生態やマテリアルを参考にしました。生体や環境にあった架空の生き物を作るうえで、質感と設定上の説得力をもたせることが重要だと考えました。膨大な知識と論理的な説明を通して、他人に作品を伝えることについて学びました。 今回特別賞とW受賞ということで、まったく予期しておらず、ただただ嬉しいです。今後も個人制作をがんばっていきたいと思います。
【審査員コメント】 3Dモデルのプレゼンテーションとして非常にすばらしかったです。モデルの形状だけでなく、クリーチャーのストーリー性やバックボーンなどが細かく考え抜かれており、自分なりに消化した上で作品として結実されていました。これからも様々な個人作品をつくられると思いますので、楽しみに見させていただきます。本当におめでとうございます。(北田氏)
CGWORLD.JP KLab Creative Fes'15掲載記事:http://cgworld.jp/feature/kcf15.html
Klab株式会社:http://www.klab.com/jp/
CGWORLD.JP:http://cgworld.jp/