映画「クーキー」公開前記念講座 パペット映画の新たな挑戦、 チェコ映画『クーキー』のメイキングを徹底解説!特別講座
- 過去に開催した公開講座

開催日時 |
7月29日(水)19:45~21:15 |
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場所 |
デジタルハリウッド大学 駿河台キャンパス 駿河台ホール |
アクセス |
JR「御茶ノ水駅」聖橋口より徒歩1分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」直結、丸ノ内線「御茶ノ水駅」より徒歩4分Google MAP |
定員 |
150名(先着申込み順) |
チェコ映画「クーキー」は、チェコのアカデミー賞といわれるチェコ・ライオン賞で4部門を受賞し、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭で審査員特別賞を受賞するなど実写の映画として高い評価を受けています。
チェコと言えばマリオネット(操り人形)というくらい、古くから人形劇が盛んな国として知られ、ヘルミーナ・ティールロヴァーやイジー・トルンカなど世界的な人形アニメ監督を数多く輩出しています。
監督のヤン・スヴェラークは、こうしたチェコ伝統のマリオネット技術と人形劇操作師を多数起用し、森の中で複数の登場人物達を同時に動かし撮影。ポストプロダクションで糸を消していくという作業を続けた。また、水にも弱く壊れやすいマリオネットを駆使し、スタジオを飛び出して実際に森の中でのロケを敢行。精巧に作られた多種類のパペットとVFXをふんだんに使い、イマジネーション豊かな魔術的な世界を見事に創りだしました。
今回の講座では、日本を代表する人形アニメーターの真賀里文子氏、本学卒業生でもある若手人形アニメ作家の澤田裕太郎氏をお招きし、チェコ映画「クーキー」のメイキングに迫ります。
【映画『クーキー』概要】
■公式サイト:kooky-movie.com
■監督・脚本・製作:ヤン・スヴェラーク 『コーリャ愛のプラハ』『ダーク・ブルー』
■キャラクター・デザイン:アマニタ・デザイン
■主演:オンジェイ・スヴェラーク
■提供:メダリオンメディア
■配給:アンプラグド
2010/チェコ/原題:KUKY SE VRACI/95分/カラー/5.1ch/16:9
【講師】
真賀里文子(まがりふみこ)氏
人形アニメーター、演出家。テレビや映画を中心に人形アニメーションを担当。子ども向け作品からCM、特撮アニメーションと守備範囲は広く、CMを含めるとこれまで1000本以上のアニメーションをこなしている。代表作はテレビシリーズ「コメットさん」(67年)、長編人形アニメーション映画「くるみ割り人形」(79年)、自主作品「くまの子ウーフ」(83年)、世界初のIMAX用人形アニメーション「天までとどけ」(93年)など。「コンタック」「ドコモダケ」「液キャベ」など多数のCMが放映中。「ちぃちゃんとヒゲおじさん」シリーズが「プチプチ・アニメ」(NHK教育テレビ)で放映されている。現在、ユーリ・ノルシュテインさんの一言で開校したアート・アニメーションのちいさな学校で立体アニメーションを教えている。
マガリ事務所
http://www.magari-office.com/
アート・アニメーションのちいさな学校
http://www.laputa-jp.com/school/
【講師】
澤田裕太郎(さわだゆうたろう)氏
1985年生まれ。東京都出身。人形アニメ作家、映像作家として活動中。
自作の人形を用いたストップモーションアニメーションに、自らの声を吹き込んだコメディ作品を得意とする。
2009年に「ひめじ国際短編映画祭2009 グランプリ」、「第2回したまちコメディ映画祭したまちコメディ大賞 観客賞&グランプリ」を受賞。
近年では『新世紀末 奴との遭遇』を監督・制作。
他にも漫画原作のアニメ監督、紙芝居活動も行っている。
『新世紀末 奴との遭遇』のwebサイト→ http://www.cwfilms.jp/yatsutonosogu/
【講座参加に関する注意事項】
※要予約、先着順となります。
※定員に達した際にはご希望に添えない場合もございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
※満席時のみ、お断りのメールをさせていただく場合がございます。
※本講座は本学の学生以外に、一般の方ならびにマスコミ関係者も参加される予定です。
※お申し込みをされた方は必ず参加するようにしてください。
【お問い合わせ先】
デジタルハリウッド大学 駿河台キャンパス
Tel:03-5297-5787(平日:10:00~18:30)
Mail:daigaku_jimukyoku@dhw.ac.jp