新しいメディアとなったパチンコ~エンタテインメントとしてのパチンコ産業論~ エンタテインメントビジネス総合研究所・藤田社長による特別講義特別講座
- 過去に開催した公開講座
開催日時 |
2012年 |
---|---|
場所 |
デジタルハリウッド大学 |
新しいメディアとなったパチンコ~エンタテインメントとしてのパチンコ産業論~ エンタテインメントビジネス総合研究所・藤田社長による特別講義
そのエンタテインメントを網羅する授業として1年生の必修授業である「エンタテインメント産業論」があり、エンタテインメント産業の中でもとりわけ市場規模が莫大であり、多様なデジタルコンテンツを活用しているのがパチンコ産業です。
今回は、パチンコ産業の先端研究者として藤田宏社長をゲスト講師として迎える事になりました。藤田社長は上智大学経済学部を卒業後、アクセンチュア株式会社へ入社。 5年のコンサルティング業務を経て、エンタテインメント総合研究所の設立メンバーとして参画されました。パチンコ業界の調査・コンサルティング・人材育成業務でさらに実績を積まれ、1998年7月には同社社長に就任。パチンコ業界のさらなる発展に貢献されています。
講義では、「遊技機」から「メディア」へと変貌を遂げるパチンコ台の実態や、パチンコ発のメディアミックス企画など、「エンタテインメント」へと昇華していくパチンコ業界の今をお話いただきました。
本講義は、1年生全員が参加する必修授業ということで、学生の感想を抜粋、紹介させていただきます。 『今まで、パチンコが次から次へと続々と登場しているのを「また新しいのでてるんだ」「今度はアイドルなんだ」程度で、特に気に留めたことはありませんでした。ですが、市場規模が20兆円にもなること、開発費も数億かかっていることを知り、日本の産業を支えつつあるパチンコを無視することはできなくなっていると思いました』と1年生和泉彩雨さんは言います。同じく多くの学生が18歳以上の方の6人中1人がパチンコをやっているという事実、パチンコ店12000店舗とパチンコ総数450万台という規模に驚いたようです。
また、和泉さんは『藤田社長が常に新しいものを求めて、パチンコ業界に新しい風を吹かせようとする姿が、業界の最先端に居る方のあり方なのだろう』と社長の姿勢に刺激を受けたようです。小倉恵さんは、『今流行っているものより今後ビジネスしていく上で何が流行ってくるのかを考えて欲しい、今を見るのではなく、将来どうなるのかを見て欲しい』という社長の先を見通す視点が心に残った、と感想を寄せてくれました。
今回、「エンタテインメントとしてのパチンコ」の新たな一面を知り、自分とは関係がないと思っていた学生も、ビジネスとしての可能性や、自分とパチンコのかかわり方について大きな発見があったようです。
(写真:デジタルハリウッド大学 4年 板屋ゼミ 藤井翔/原稿:小島千絵)