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「つくる」と「まとめる」の交差点から、誰かに届ける表現を。

福田 昴さん

2023年度入学
N高等学校(代々木キャンパス)出身

ーー高校入学までの経緯を聞かせてください。

勉強は苦手で、ステータスが「つくる」に全振りされている感じでした。小4からマインクラフトのクリエイティブモードで1日6〜7時間はやりこみましたね。中3の秋から不登校になり、通信制の高校に行こうか考えていたところ、親が持ちかけてきたのがN高でした。学習環境でMacBookが推奨されていて、PCも欲しかったしいい口実になるなと(笑)。

ーー通信制だけど通学型のコースを選ばれたんですよね。

はい、代々木キャンパスに通っていました。埼玉の実家から電車で1時間くらい。ネットコースだとだらけるかもと思ったので通学コースを選びました。3学年あわせて約500名が在籍する、N高のなかでも最大規模のキャンパスでした。

ーー高校時代、力を入れたことは?

「キャンパスフェスティバル」という文化祭が毎年12月初めにあって、その実行委員を3年間務めました。こだわったのは特にステージ演出ですね。照明、映像配信など自分のやりたいようにやらせてもらいました。1年次はコロナ禍で不完全燃焼だったので、2年次からはライティングをプログラミングしたり、配信の音声をモノラルからステレオにアップグレードしたり、いろいろ工夫しました。

ーー大学進学前からデジタルクリエイティブに触れてきた福田さんですが、DHUとはどのように出会ったのでしょうか。

高校で3ヶ月に1度、活動プレゼンをする場があるのですが、そこで高2の3月に「進路、迷ってるんだよね」と打ち明けたところ勧められたのがDHUでした。もともと名前は認知していたので、直近のイベント(春のオープンキャンパス)にオンラインで参加してみたところ「おもしれー!」と。自分はやっぱり、ひとを楽しませるものを作りたいんだなと確信しました。

ーー受験の思い出についても教えてください。

ポートフォリオ(作品集)はめちゃくちゃこだわりましたね。表紙に”Creative brings happiness.”という言葉を載せました。これは「自分が創作したものを見て幸せになっている人を見たい」という気持ちを込めています。ポートフォリオに掲載する作品は主にblenderで制作しました。

面接も意外とフランクな雰囲気で、リラックスして臨めました。

ーーオータム・トライアウトといえば秋期講習のグループワークが名物ですが、いかがでしたか?

高校でもグループリーダー役を務めていたので慣れてはいました。ただ、メンバーはその日初めて会った他の受験生なので、思ったことが言えないこともあるだろうし、突拍子もないアイディアも出てくるだろうと。

それらをうまく整理して、全員の合意が取れているかを確認しながら議論を進めなければ、と考えていました。タイムマネジメントは少し甘かったのですが、議事録も取りながら進行できたし、成果物も納得のいくものができました。

ーー「つくる」のも「まとめる」のも興味がありそうですね。

メインはもちろん「つくる」なのですが、より大きなものをつくるには「まとめる」、つまり集団で合意形成をすることもできないとな、という感じですね。

ーー入学後に挑戦したいことはありますか?

メディアアート系の知識を増やして、コンピューターと現実世界がリンクした表現にチャレンジしたいです。もともとガジェット好きで、サカナクションのライブパフォーマンスで見たカオスパッドに惚れこんでいじったりしていて。

そのために、リアルの場で誰かに何かを届けたいと思っている人と出会いたい。DHU生なら誰でもつくりたい気持ちは多分みんなあると思うんですけど、その先の「誰か」に届けたいという情熱がある人といっしょに組んでみたいですね。

ーー最後に、おすすめのガジェットは?

「ひらくPCリュック」というリュックです。使う人のことをよく考えて作られているなと僕は感じていて、ノートPCを持ち歩く人にはおすすめのリュックです!

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