眞下 みさ子さん在学生紹介
将来の夢は企業の広報。そのために映像制作スキルを活かしたい。

眞下 みさ子さん2019年度入学
女子学院高等学校出身
——中学・高校時代はどんな生徒でしたか?
中高一貫の女子校に通っていて、6年間バスケットボール部に所属していました。高校3年生のときに理系クラスを選択をして、そこから徐々に進路に意識が向いてきました。
小学生のころから夏休みなどの長期休暇にプログラミングを学びにキャンプに通っていて、そこで映像や3DCGなども学んでいました。
▲高校で友人と遊ぶ眞下さん
——プログラミングだけでなく、さまざまなことに興味があったのですか?
最初はiOSアプリをつくるためにプログラミングを学んでいたのですが、途中から映像コンテンツの楽しさにのめり込んでいきました。映像制作に興味をもったキッカケは、部活を引退する先輩の送別のために映像をつくったこと。
プログラミングと比べて直感的に作れる。それに、自分の作ったものが誰かにとってのサプライズになることが嬉しくて、DHUで勉強中の今でも映像制作を続けています。
——DHUのほかに、進路は考えていませんでしたか?
慶應義塾大学のSFCや大阪芸術大学なども考えていて、センター試験(現・共通テスト)を受けるつもりで夏休みの段階では予備校にも通っていました。
しかしLife is Tech!でメンターをしていたDHUの先輩から、「DHUだとセンター試験より早い段階で決まるよ」とも言われていたんです。とりあえず受けてみようくらいの気持ちで受験しました。
ただ、私の高校ではDHUを受験する人の例があまり無かったらしく、「一体どこぞの大学だ」と職員会議になるほど、ざわつかせてしまったようでした(笑)。
個人的には、Life is Tech!で活躍するDHUの先輩たちの人気や技術力の高さを知っていたし、その先輩たちの背中を見て育ってきたので、憧れの気持ちもあった。結局、先輩たちと一緒にキャンパスライフを過ごしたいという思いが強かったため、DHUへ入学を決めました。
▲Life is Tech!での様子
——DHUに入学してから現在に至るまで、印象に残っている授業や先生などを教えてください。
映像コンテンツのプロデューサーをしている髙野先生の授業は印象に残っていて、そこでプロデューサーという働き方を知りました。
正直、YouTubeのチュートリアルを見たり、世に出ている作品を参考にしたりすれば、個人で技術的な面を鍛えることもできます。
しかし現場で働くことを考えると、インターネット上の知識だけではカバーできない場面が必ず訪れます。映像制作の技術的な面はもちろん、プロジェクトを実行する上で必要な業務——予算交渉、誰をプロジェクトメンバーに入れるか、チームを最適に稼働させるために最も効率の良い役割分担は何か、など。
AP(アシスタントプロデューサー)としてプロジェクトの効率化をすることの楽しさを知り、現在は髙野先生にお願いして授業外で仕事をいただいています。
——今後の進路についても、映像制作を軸に考えていますか?
絶対映像!というわけではなく、広報やプロモーションの領域も気になっています。最近企業内の広報部で映像をつくる会社が増えてきているそうで、ビジネスと映像、両方に携われるのは自分に合っているなと。就職先も、その方向で探している最中です。
現在所属しているゼミは、電通でプランナーをしている鈴木先生の「コミュニケーションデザインゼミ」。ここはアウトプットの形が自由なので、市場のニーズをテーマに、映像制作を続けています。
——最後に受験生へメッセージをお願いします。
DHUは、まずは作ってみて身体で覚えるというイメージの大学です。手を動かしたり、現場の人と話をしたりしていくうちに、「自分にはこういうのが合っていそうだな」「これをしているときが楽しいな」と自分の進みたい方向を見つけることができました。
また、DHUという看板を背負っていると、自然と仕事が舞い込んでくることがあります。
髙野先生の会社の仕事、デジタルハリウッド大学大学院出身の先輩が立ち上げた「NOAH NAME」という映像制作チームの仕事……あとは、講師としてアルバイトしている学習塾で、「DHU生だからできそう」という理由で、小学生のプログラミング講座を任せてもらったこともありました。
DHUは、自分のやりたいことを見つけたい、実践ベースで力をつけたいと考えている人にはもってこいの大学です!