新妻 昭太郎 さん在学生紹介
受験はゴールじゃない。 未経験から飛び込んだWebの世界。

新妻 昭太郎 さん2018年度入学
上野学園高等学校出身
ゲーム漬けの高校生活だったそうですね。
高校在学中は、3年間で学習する総時間以上にゲームをしていたと思います(笑)。始めたのは小1ぐらいから。当時はニンテンドーDSのスーパーマリオで遊ぶ程度でしたが、中1になってPS3のコアなゲームに手を出してからは完全にのめり込んでいます。最近はPUBG、League of Legends、Escape from Tarkovとか。プレイ動画を自分で撮ったりもしています。でも小学校からずっと皆勤賞。ちゃんと学校には行ってました。
高校は進学校で、特進クラスにいたので受験勉強第一みたいな環境。それでも学校の外ではゲーム一色だったので、将来はゲーム関連のことを学べる大学に行きたいと考えていました。そんな頃に受けた模試の大学一覧から「デジタルハリウッド」というカタカナが目に入ってきて。面白そうな大学があるなあと思ってWebサイトを見て調べてみたら、先生も在学生もクリエイティブな人が多そうだし、創造性豊かで、波長が合いそうだなと感じました。
一般入試での受験はいかがでしたか。
国語、英語、世界史で受験しました。問題はセンター試験レベルかな?特別難しいということはないので、高校までの勉強をしっかりして、過去問サイトで受験科目の過去問を見ておけば大丈夫だと思います。
入学後もやはりゲームの勉強を?
入学当初はゲームや映像分野に進もうかと思っていました。が、今はWebを中心に履修しています。きっかけは「カレッジライフデザイン」という授業。1年生向けに大学生活を送る上でのアドバイスを教わるのですが、クラス担任の栗谷先生の専門がWebデザインでした。人柄が魅力的だったこともありますが、先生が授業で「Webは今、なり手が少ないんです」と言っているのを聞いて、人と違うことをするのが好きなタイプなので、興味を持ちました。
それからは毎年夏に八王子制作スタジオで行われる「Webサマーキャンプ」に参加しています。参加者同士でグループを組んで、先輩後輩、経験者未経験者問わず、みんなでコーディングをして、先輩や先生方の講義を聞いて、っていう。デザインやビジネスの話含め、Webに関するいろいろな知識を吸収できます。3泊4日の期間中は八王子に泊まり込むので、食事も基本は自炊です。昼には流しそうめんをしたり、夜はみんなで花火をしたりして過ごします。
参加してよかったのは、先輩たちがどんな風に作業をしているのかを間近で見られたこと。4年生にもなると手際が全然違いますし、自分が知らないコードもたくさん出てくるので、学ぶことが多いです。同じ分野を志す友達との関係を築くことができるのも大きい。
Webとの出会いが新妻さんを大きく変えた、というわけですね。
そうですね。卒業後のイメージは固まっていないのですが、就職にしても仲間内で会社を立ち上げるにしても、Web関連でやっていければと思います。一口にWebとっても、例えばJavaScriptを使えばブラウザ上で簡単にゲームを作れますし、ARやVRなどの技術を組み合わせれば新たなコンテンツになる。いろいろな技術を掛け合わせて、面白いものを作っていきたいです。
尊敬する人はいますか?
父です。子供との距離感を取るのがうまいというか、人生の節目で的確なアドバイスをしてくれる。金銭面の支援はもちろんですが、「世の中に迷惑をかけなければ、お前は好きに生きていいよ」とか、勉強している様子を見て「頑張ってるね」と言ってくれます。
高校生、特に一般入試でDHUを目指す方に一言お願いします。
きっと不安があると思います。AOとか特待で入学する人たちと違ってスキルや作品があるわけでもないし、ついていけるのかな、という気持ちがあるんじゃないかな。でも、そこは気にしなくて大丈夫。差があるからといって授業で放っておかれる訳ではないし、基礎から学べるようカリキュラムが設計されているから心配ない。
DHUに入ると、自分から行こうとする積極性、アクティブさが全面に出てくるようになります。友達ができるか不安な人も、1年次の英語などの必修授業では毎回同じクラスで週に何回も顔を合わせるうちに仲良くなれる。グラフィック、CG、Webなど、デジタルを初めて学ぶという人も安心して飛び込んでほしいです。