RAMADHANI NIKEN NABRITAさん在学生紹介
DHUは「私が探していた大学」!留学フェアでの直感を信じて来日。

RAMADHANI NIKEN NABRITAさん2019年度入学
インドネシア/SMAN 11 Surabaya出身
出身はどちらですか?
インドネシアのジャワ島です。バリから45分ぐらい。暑い国ですが夏でもドライなので、日本の夏は結構つらいです(笑)。
デジタルハリウッド大学に入学するまでの経緯について話してください。
中学生の頃から将来の夢は映像作家でした。高校の時はYouTubeの動画を見て、アニメーションの作り方とか実写映画の撮影の仕方などを自分で学びました。趣味で小説を書くこともあるけれど、映像は「見られる」から、それがいいと思う。いろいろな国の映画を観ましたが、岩井俊二の『リリイシュシュのすべて』や『東京ソナタ』が大好きで。家族旅行で体験した日本の冬も印象的だったので、日本に留学できたら楽しいなと思っていました。
わたしの街で日本留学フェアがあって、そこにDHUの方も来ていて。いろいろ質問して、わたしが探している大学だなと思った。入試ではこれまでに作った短編映画とか写真を出して面接を受けました。両親もサポートをしてくれていたので、合格を報告できた時は本当に嬉しかった!
日本語の勉強はどうですか?
まだ1年生なので難しいです。授業でパワーポイントの中の漢字が読めないときは、中国人の友達とノートを交換したり、プリントをスキャンして翻訳アプリを使ったりしています。逆に英語は得意なので、学内の英語スピーチコンテストにも参加して1位を取りました。今はアルバイトで外国人記者向けのレストランで働いています。日本語も英語も使えるので語学のいい練習になっています。
どんな分野の授業を受けていますか?
映像系、主にPremiereとAfterEffectsの使い方を勉強しています。高校時代から自分で使い方を調べることはありましたが、このテクニックはいつ使えばいいかとか、映像系のアルバイトをしたい人はこの技術が必要だよ、みたいな実践的なアドバイスをもらえるのがいい。先生たちも現役のクリエイターだからこそのコメントなので、説得力があります。
先生は「課題は自由に作ってほしい」と言ってくれるので、ルールが決まっていません。ジャンルも内容も一人一人違ってとても楽しいです。この前の課題では、アルバイト先の友達がつけまつげのブランドを立ち上げたので、そのCMを作りました。撮影は自分のカメラで、音楽はDHUの韓国人の友達が作ってくれました。いろんな人を巻き込んで新しいものができるのは、本当に楽しい。
将来はどんな映像作家になりたいですか?
アニメーションをミックスした映像表現を追求していきたいですね。そしてインドネシアの高校生、私みたいに映画を勉強したい若者に、映像作家としてちゃんと仕事ができるよというメッセージを送りたい。インドネシアではこういう勉強したくてもできない生徒がいっぱいいるから、そういう人たちを応援したいです。