落語が題材の新作映画『もういちど』の制作発表会見が14日、深川江戸資料館で行われました。本作は、原案・脚本・監督をデジタルハリウッド大学の板屋宏幸教員がとつめております。

映画の舞台は江戸時代末期。とある事情から落語の修行を諦めたたい平（林家たい平）が、町で出会った貞吉（福崎那由他）に落語を教えるうちに、亡くした息子に思いを重ねるさまを描いたヒューマン・コメディーです。

板屋教員は、これまでに奥田民生「イージュー★ライダー」、電気グルーヴ「Shangri-La」、 ポルノグラフィティ「ミュージック・アワー」など、人気アーティストのビデオクリップやライブなどの映像を手掛けており、制作現場会見場では、「林家たい平師匠にこの資料館のことを教えてもらいました。来てみると、長屋を歩く人の姿が見えてきて、（原案の）ストーリーが思い浮かびここで書きました。ペリーが来航した江戸の末期、長屋ではいろんな出来事がおこった、過去から現在、未来にも続いていくことをテーマにしたかった。ずっと続いていく大切な繋がり・結びつきについて、映画を見てもらえればわかっていただけるのではないか」と語っておられました。

映画「もういちど」は今夏公開予定です！