10/22 八王子で留学生座談会開催3年生 蔡侃征(サイ カンセイ)さんが大活躍ニュース
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掲載日 |
2015年10月22日 |
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八王子は高尾山だけじゃない!~八王子の魅力を再発見する~
2015年10月22日(木)八王子市内で『八王子コンソーシアム』による留学生の座談会が開催され、本学からは3年生の蔡侃征(サイ カンセイ)さんが参加しました。参加人数は9名で中国、韓国、フィリピン、カンボジア、マレーシアのアジア5カ国の留学生が集まりました。
『八王子コンソーシアム』は八王子市内、また周辺の大学や短大、専門学校25校が連携して設立されたコンソーシアムで、八王子に制作スタジオを構える本学も定期的に八王子市の活性化、八王子市民との交流活動促進のために活動を行っています。
今回の座談会のテーマは『八王子を訪れる外国人旅行者に向けた観光ルートの提案』。高尾山以外で八王子の観光名所をめぐる、1日観光ルートを3グループになって考えました。蔡さん含むCグループは2パターンのルートを考案し、それぞれ魅力ある観光名所をセレクトしていました。そのうちの1パターンのルートは『高尾トリックアート美術館』からスタートし、『八王子市場』でお昼ご飯、八王子の芸者文化が残る『黒塀通り』の散歩、『コミカミノルタサイエンスドーム』で科学技術を学び、『小宮公園』で散歩、最後は疲れた身体をリフレッシュできる『八王子温泉 やすらぎの湯』でゴールというルートを考えました。
「この観光地に行くのにはバスを使うよりも電車のほうが速く到着できると思う」「交通費も調べたほうがいいよね」1時間半という短い討議時間でしたが、グループ内でさまざまな意見を出し合い、1日でどこまで八王子の魅力を伝えることができるかを真剣に考える姿が非常に印象的でした。グループ発表ではカラフルに装飾された模造紙を使用し、チームごとに10分間で観光ルートをプレゼンテーションしました。どのグループも接戦で非常にすばらしい内容でしたが、見事蔡さん含むCグループが投票の結果1位となり、他チームから拍手喝采の中、今回の座談会は終了しました。それぞれのチームが考案した観光ルートは異なった魅力があり、チームによって個性が光る素敵な発表となりました。
「今まで経験のない役割を体験できて、とても良い経験でした」
蔡さんは今回の座談会に参加し、「今回の留学生座談会に通じて、違う国の留学生たちと交流できてとてもよかったと思います。グループワークを通じて他の留学生みんなと意見を交わしながら、合同で発表する内容を仕上げるという今まで経験のない役割を体験できて、とても良い経験でした」と感想を述べました。普段交流する機会の少ない他大学の留学生同士で一つのテーマに沿って議論し、意見をまとめる、この貴重な体験によって新たな交友関係を築くことができた1日となりました。
また今回1位を獲得したCグループの観光ルートは八王子コンソーシアムHP内で掲載予定です。
◆今回の座談会イベントが東京新聞で取り上げられました!◆
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201510/CK2015102402000129.html