シンガポール・ポリテクニック来校 本学カスタム・メイドプログラム受講ニュース
- 在学生の方
掲載日 |
2015年10月13日 |
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2015年9月8日(火)~9月18日(金)までの9日間、シンガポール・ポリテクニック(以下「SP」)のゲーム専攻学生及びアニメーション専攻学生37名と引率教員2名が本学に来校し、それぞれカスタムメイド・プログラムを受講しました。
ゲームコースの授業
ゲームコースの授業では、ゲーム経済学、レベルデザイン、ヒットするゲームの作り方、ゲームキャラクターデザイン、VRゲーム、初音ミクプロモーション、などゲームの流通から実際のゲーム企画までを学び、グループごとの企画発表会と講評を行いました。最終日は、頭に装着してバーチャル世界に没頭できる最新型ヘッドディスプレイOculus Rift(オキュラスリフト)でゲームをプレイする体験を行い、最先端の技術に触れました。
アニメコースの授業
アニメコースの授業では、事前課題として来日前に作成していたオリジナル脚本や絵コンテ、美術設定、キャラクターデザインなどを元に、アニメーション業界の第一線で活躍する講師達から直接指導を受け、ジャパニメーションの制作に取り組みました。事前に提出された脚本や絵コンテは担当教員が確認し、詳細なリテイク指示が出されるなど、日本でのプログラム開始前から指導が始まっていました。また、学生達はアニメ制作実習だけでなく、日本アニメの歴史や3DCGを駆使した最新のアニメ技術に関する講義を受け、アニメーション全般に関する理解を深めました。
プログラム期間中、学生達はそれぞれガンホー・オンライン・エンターテインメント株式会社(ゲーム)、株式会社ジェー・シー・スタッフ(アニメ)を訪問し、ゲームやアニメ制作の現場やビジネスについての知見を広げました。その他、ジブリ美術館や杉並アニメーションミュージアム、東京ゲームショウを見学し、短い滞在ではありましたが充実した10日間を過ごし岐路につきました。