DHUは、「みなぎる行動力」を存分に発揮できる場所。
門脇 佑華
2021年度入学
東京都立竹早高等学校出身

―どんな高校生でしたか?
ちょっとでもやりたいと思ったらすぐに「やらせてください!」と手を挙げるタイプですかね。週7でバスケットボール部の活動をしながら、生徒会の副会長を務めたり、家庭クラブ連盟という全国で20万人の会員がいる組織の日本代表を務めたり。振り返ると、いろんなことを”やりすぎていた”高校時代でした(笑)。

—DHUへの入学を考え始めたキッカケは?
父の仕事の都合で中学まで海外生活を送っていました。両親がグローバルな仕事をしていたので、自分もそういう仕事に就きたいなと漠然と思っていました。
中学3年で帰国したのですが、中学校の美術の先生とたまたま気が合って。自分の作品が大きな作品展に選ばれたりもして、アートやクリエイティブという分野を初めて意識するきっかけになりました。
—それからDHUを目指すように?
正直「アートは仕事にならないだろうな」という気持ちもあって、早稲田大の国際教養みたいな国際系の学部に進もうかなと考えていた時期もありました。そのころに見つけたのがDHU。英語の授業がたくさんあって、留学生も多いし、アートやクリエイティブなこともできる。アートと国際、両方がひとつの場所にあるぞ!と、すぐにピンときました。
同級生の中には有名大学を目指す子も多かったので葛藤もありましたが、担任の先生の「クリエイティブなことをしているほうが生き生きしている」という言葉にすごく背中を押してもらえました。
—入学してからの1年で印象深かった出来事はありますか?
3DCG、映像、デザインを中心に学びました。1年生なので基礎的なことを幅広く、やりたいことを全部やる!を目標に授業を受けました。
海外にいた頃は子どもだったので、TVを見ても日本の番組はないし言葉もわからない。でも、例えば『スポンジボブ』ならセリフは理解できなくても、キャラクターの仕草や表情で伝わってくるものが大きいですよね。実際にCGをやってみて、1秒間のアニメーションでもこんなに繊細で難しいのかと感じましたし、プロの凄さに圧倒されました。
—「企業ゼミ」での経験についても教えてください。
DHUでは、大学生がインターンシップと同じように就業体験ができる「企業ゼミ」という科目があります。ある時、キャリアセンターから来たメールの中に「ソニーが企業ゼミをやります」と書いてあって、私の行動力がみなぎってきて(笑)。
子どものときに使っていた携帯電話がソニー製で、身の回りの電子機器にもソニーが多かったんです。自分の人生を一緒に歩んできたもの、というイメージがあったソニーの方から学べるチャンス!やるしかない!と思って、1000文字くらいの志望理由に熱い思いを書きました。
—企業ゼミに参加した感想を教えてください。
大学在学中からここまでのことができるんだ、と感じました。マーケティング、広報、広告と、社会で使える実践的なスキルを企業から直接教えてもらえます。1年生のうちからここまで社会の仕組みを知ることのできる場所はあまりないように思います。
もともと、興味が湧いたことは一人でわーっとやりたくなってしまうタイプなんです。企業ゼミを通して、自分の性格的にも起業は合っていそうだな、とも思うようになりました。
企業ゼミをきっかけに、Sony Startup Acceleration Program(ソニーと東京大学などによる社会連携講座)に参加するようになりました。そこで知り合った東大生・藝大生と一緒に、「くすのきボイス」という入院中の子ども向けにラジオ番組を提供する学生団体の立ち上げに参加できたのも良い経験です。やりたいと思ったことの2倍3倍のものをやらせてもらえて、DHUに入学して良かった!と心から思えた1年になりました。

—将来の夢は?
いま一番心惹かれているのはデザインです。デザインは生活のすべてに関わっているものなんだとこの1年で気づきました。もともと人を喜ばせること、楽しませることが好きだったので、ロゴとか広告とかプレゼン資料とか、生活の中にちょっとした喜びを与えられるようなデザイナーになりたいです。
2年生からはデザインをもっと深堀りする予定です。グラフィックデザインのサークルHAT.にも参加する予定なので、すごく楽しみですね。
—最後に、DHUの受験を検討している高校生へのメッセージをお願いします。
私は総合型選抜を受けたのですが、最後は面接がカギでした。決め手になるのは自分の熱意。DHUに入りたいという熱い思いを、全力でぶつけてみてください!!