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特技の書道とデジタル技術。目指す表現をつくるために。

若林 里奈さん

2022年度入学
大成高等学校出身

――若林さんは書道が特技だと伺いました。

そうなんです。小学1年生の終わりから中学入学まで習字を習っていたのと、高校で書道部に入って活動していました。本当はギター部に入りたかったんですけど、説明会があった昼休み、お腹が空いてどうしてもお昼を食べたくて(笑)。説明会に出なかったので入部もできませんでした。

他の部活を探しているときに、顧問の先生から「賞を取れば地方に行けるよ」って言われて、すぐに「入ります!」って。

――高校の書道部ではどのような活動をしていましたか?

グループと個人、両方で活動していました。

グループでは、学園祭などでパフォーマンス書道をやっていました。でも、個人的にはグループよりも個人活動の方が好き。人見知りで、自分のやりたいことを部員にうまく伝えられなかったんです。一晩中考えて伝える内容を整理しても、コミュニケーションがうまくいかないことも多くて……個人で自由に活動する方が楽しかったです。

個人の活動で一番嬉しかったのは、作品が入賞して全国大会に行けたことですね。顧問の先生と和歌山県まで遠征しました。今も学校に私の名前が書かれた入賞祝いの垂れ幕がかかっているのですが、私の中ではとても大きな経験でした。

▲個人練習をする若林さん

――書道で全国大会に行くほどの若林さんが、なぜDHUを選んだのでしょう。

DHUのサイトを見て、ワクワクが止まらなかったからです。

もともと別の大学を見ていたのですが、高校の指定校一覧と自分で買った英語の本の帯にDHUの名前があったことから興味を持って。調べた瞬間から「ここに行きたい!」って思えたのがDHUでした。

でも、受験を決める前には少し迷いました。やっぱり親のことを考えたら、クリエイティブ系の大学よりも普通の大学に行った方が良いのかな、とか。人間関係が大切なクリエイティブの世界で、コミュニケーション下手な私がちゃんとやっていけるのか、とか。

でも最終的には、DHUで学生生活を送りたい気持ちが勝ちました。

――DHUでやりたいことは何ですか?

書道とデジタル技術を組み合わせて、Perfumeのライブのようなド派手な作品をつくってみたいんです。

自分のやりたい表現を実現するためには、メディアアート、CG、プロジェクションマッピング、プログラミングなどたくさんの知識が必要なので、いろんな授業を取らないといけないなと思っています。特に藤井風さんのミュージックビデオを手がけた髙野先生の授業を取りたいのですが、受けたい授業が多すぎて、ちゃんと履修できるか今から心配です。

――ところで、若林さんはオープンキャンパスに何度も来てくださったので職員の間でもちょっとした有名人なんですよ。

ああ!たしかにオープンキャンパスにはめちゃめちゃ行きました。現地開催のオープンキャンパスは3回行っていますし、オンライン開催のものは片っ端から予約しました。初めて参加したのが高校3年生になる春のオープンキャンパスなので、約半年でかなりの回数に参加していると思います。

特に印象に残っているのは、大学構内で開催した夏のオープンキャンパス。CGの部屋とかドローンの先輩たちがいる部屋とか、いろいろ回って先輩たちとしゃべって盛り上がっていました。

あと、入試の合格発表直前に秋のオープンキャンパスにも参加しました。高校2年生の参加者がほとんどの中で、一番楽しんでいたと思います(笑)。 

――合格発表直前にオープンキャンパス!なぜ参加を?

大学の下見をしたかったんです。部活の経験から苦手意識のあるグループワークにも参加しましたが、参加者でいろいろアイデアを出しながら、楽しんでワークに取り組めました。秋のオープンキャンパスで改めて、DHUに来る人は行動的でアイデアにあふれていて、自分に合っているなと感じましたね。

――入試はオータム・トライアウトの作品型を受験されたんですよね。

はい。ちょうど書道部の全国大会に行くタイミングだったので、ポートフォリオを作れるなと思ってオータム・トライアウトの作品型を選びました。面接では部活で書いた作品や高校の授業で少し触れた動画編集の話をした記憶があります。

――若林さんの学年は、入学準備の活動にかなり積極的に取り組んだそうですね。

そうなんです。新入生専用のSlackがあるのですが、そこで共同制作プロジェクトが2つ立ち上がって。1つは新入生の地元の映像をつなげて作品をつくるプロジェクトで、もう1つはオリジナル曲のミュージックビデオをつくるプロジェクトです。

特にミュージックビデオのプロジェクトでは、2月23日の発表に向けて、毎日16時から7時間ほどオンライン会議をしながら作品づくりに取り組みました。

▲ミュージックビデオのプロジェクト『プチ日本一周旅行』

――受験生にメッセージをお願いします!

私もDHUの受験を迷いましたが、将来のことを考えて別な大学を選んでいたとしたら、たぶん今ごろ後悔して泣いていたと思います。何ごとも、できると思えばできます!「やりたい」と思ったら、ぜひ挑戦してほしいです。

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