遠回りの末に行き着いた、映像の世界。
石井 すが汰さん
2022年度入学
北海道(道立)帯広三条高等学校出身
総合型選抜【特待生選考】

──高校時代はどのような学生でしたか?
小学校から高校まで陸上競技に打ち込みました。高校では部長として約40人の部員をまとめていましたが、チームを率いる難しさや勉強との両立でかなり苦労しました。
──勉強との両立に悩んだとき、どのような新たな行動を起こしましたか?
部活に集中する一方で、高校2年生の後半頃から学外活動にも興味を持つようになりました。教育をテーマにした学生団体に参加し、オンラインを通じて全国の人と交流することで、部活や勉強以外の世界を知り、自分の視野を広げていきました。
──そこから旅に興味を持ったのはなぜですか?
学生団体を通じて出会った多様な人たちとの交流や、当時よく見ていた旅系YouTubeの影響で、自由でクリエイティブな生き方に憧れるようになりました。自分自身も旅を通じて新しい価値観や世界をもっと深く知りたいと考え始めました。

──高校卒業後、実際にどのような旅をしましたか?
コロナ禍で海外旅行は難しくなりましたが、国内を旅しながら多くの人と出会いました。学生団体の活動でできた全国各地の友人を訪ねて回り、日本のいろいろな場所を巡りながら自分の世界を広げました。
──旅生活の中で映像編集を始めた理由を教えてください。
旅をしながら収入を得る方法として、動画編集に興味を持ちました。最初は独学で始めましたが、徐々に実際の仕事として依頼を受けるようになりました。
──DHUに興味を持ったきっかけは?
知人にDHUの在学生がいて、自由で支援体制が整った環境だと聞きました。自分が求めていた学びや挑戦ができる場所だと思い、強く惹かれました。
──DHU入試で特に印象的だったことはありますか?
短期間で志望理由書を書き上げるのが大変でした。何度も書き直し、自分の強みを明確に伝える方法を工夫しました。ポートフォリオの準備も、どの作品を出すか慎重に選びました。
──DHUに入って良かったと感じることは何ですか?
多くの人と繋がり、プロの映像制作現場に関われるようになったことです。映像業界のリアルな現場を経験でき、具体的な将来像を描くことができるようになりました。

──プロの現場で具体的に学んだことを教えてください。
チームとして映像制作を進める難しさと面白さを学びました。一人では得られなかった規模感や社会的影響力に触れ、責任感も大きくなりました。
──今、大学生活で最も熱中していることは何ですか?
映像制作はもちろんですが、本田ゼミで広告の分野を深く学び、Podcastを制作しています。自分たちの考えを発信し、多くの人に聞いてもらえる楽しさがあります。
──卒業後の具体的な進路はどのように考えていますか?
クリエイティブな仕事をしつつも、組織の中での経験を積みたいです。趣味のスキーやスノーボードの映像制作に挑戦することも考えています。将来的には、自分の興味を仕事に直結させていきたいです。
──石井さんが目標にしている人や憧れるスタイルはありますか?
雑誌に登場するようなカルチャー系クリエイターに憧れます。肩書きに縛られず、自分らしさを大切に活動できる人が理想です。
──大学生活で常に意識していることは何ですか?
自分の好奇心を何よりも大切にし、興味を持ったことはすぐ行動に移すことを意識しています。DHUはそうした行動を積極的にサポートしてくれる環境です。
──DHUに入って最も驚いたことは何ですか?
学生がプロの現場で活躍している人が多いことです。学業と仕事を両立し、リアルな経験を積んでいる姿にはとても刺激を受けます。
──新入生が充実した大学生活を送るために心がけるべきことは何ですか?
積極的に行動し、自分の「好き」を大切にしてください。何かに挑戦する時、DHUにはそれを後押しする環境が整っています。
──最後に新入生へのメッセージをお願いします。
失敗を恐れず、自分らしい挑戦を楽しんでください。DHUなら、自分の夢を形にできる可能性が大いにあります。応援しています!
