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オリジナルキャラ制作で開いた夢への扉。

小林真緒さん

2023年度入学
イギリス(私立)帝京ロンドン学園高等部出身

──学生時代のことから教えてください。海外での生活が長かったとか。

小学2年生から5年生の夏までバンコクにいて、帰国後は日本の公立中学校に通い、それからまたロンドンに。イギリスの高校はアートコースで、ファインアートを学んでいました。

──美術の道を志したんですね。

当時、進路としては美術系の大学を目指していました。

日本の大学を受験するつもりだったので、最初は多摩美術大学の総合デザイン学科などを考えていたんです。ですが、イギリスでアーティストの方にデッサンを習っているうちに、自分がやりたいことは本当に美術なのかわからなくなってきたんです。

そんなときにハマったのがゲームでした。

──どんなゲームをしましたか?

動物を積み上げる「動物タワーバトル」です。その後、自分で作ったキャラクターを積み上げてみたくなり、YouTubeを見ながらUnityの使い方を学んで実際に制作しました。

──自分で作ったキャラクター?

中学生の時からイラストを描くのが好きで、自由に想像したキャラクターを描いていました。甘党ゴリラ、意識高い系カンガルーなどの動物モチーフから、焦るアボガド、肉巻きベーコンなど食べ物のモチーフの作品までいろいろあります。趣味でオリジナルキャラのLINEスタンプなども作っていました。

──DHUのことはどこで知りましたか?

デジタルが好きでグラフィックに興味があることを母に相談したところ、こんな大学があるよと母が教えてくれたんです。まさに今自分が勉強したい分野が学べそうだなと思いました。親としては、専門学校ではなく大学だという安心感もあったんだろうと思います。

──受験対策についても聞きたいです。

高3の6月にポートフォリオと自己PR書を作りました。データで送ればいいのですが、どうしても郵送で送りたくて、締め切りを前倒しして準備を始めました。イギリスから郵送すると、日本に届くまでにかなり時間がかかるので。だから他の受験者よりも早いタイミングで準備をしていたと思います。

──提出物は学校の先生に採点をしてもらっていたとか。

日本語の説明文の採点を、日本語の先生にお願いしました。そしてポートフォリオについてはアートの先生に相談しました。先生はアート色の強い作品を多めに入れたほうがいいと言ってくれていたのですが、私はDHUのオープンキャンパスの様子をオンラインで見ていて、もっと個性を出していった方がいいのではないかと思っていたんです。

そこで、学校の課題だけでなく、趣味で作っていたオリジナルキャラのことなども資料に詰め込んで、結果的に自分らしさ全開のポートフォリオに仕上げました。

面接の練習相手は父がやってくれました。普段あまり話す仲ではなかったので、父はこの時に私が将来についてどう考えているかを初めて知ったみたいです。ちゃんと考えていたんだなと褒められました(笑)。

──オータム・トライアウトはどうでしたか?

正直 時差ボケで大変でした(笑)。受験して思ったのは、受験生のレベルの高さ。みんな発想がぶっ飛んでいるんですよ。

私たちのグループは実現可能なレベルのアイデアを出して発表したんですけど、他のグループは現実的ではないにせよ面白いアイデアがどんどん出てきて。

自分たちのグループはインパクトが足りなかったのではないかと反省しました。グループワークだと自分をどこまで出していいのか悩みますね。それに周りのグループはプレゼンテーションのスキルが高く、私は劣っていると感じたので、そのあたりも練習しておかないと大学に入ってから困りそうだなと思いました。

──大学に入ってからは積極的にいろんな活動をされていますね

とりあえずやれそうなことは全部やってみようという気持ちがありました。現在、課外活動ではアート団体「HAT.」で作品を発表したり、広報イベントの企画や運営チーム「キャンパスPRプロジェクト」の活動をしています。

昨年のオープンキャンパスでは「学長とかくれんぼ」という企画を発案・実施しました。キャンパス内に隠された学長をすべて見つけ出すとオリジナルステッカーをプレゼントする、というものです。

キャラデザインも自分でして、フェルトの人形や紙粘土、ARなどさまざまな技法で学長を作りました。受験生も楽しんでくれて、嬉しかったです。そして当日はYouTube Liveにも出演。女子高生「まおちゃん」として会場レポートをしました。GoPro をつけて実況したのは楽しい思い出です(笑)。

────現在、学んでいることも教えてください

今は3DCGの勉強が楽しいです。自分が楽しみながら作った課題を評価してもらえるって最高じゃないですか? 入学してから初めてMayaを触ったのですが、キャラクターが画面の中で3Dになるとワクワクしちゃいます。

──今の目標はなんですか?

今はCGで映像を作れるようになりたいです。キャラを動かして、1分くらいの映像を作れたら最高だなと思ってます。

──最後に、入学前と後のギャップは?

アニメが大好きな子がたくさんいるのかなと思っていたんですけど、私が好きなお笑いを好きな子も多くて嬉しかったです。ほかにもK-POPアイドルなど、エンタメに関して趣味の幅が広い学生が多いです!

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