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ユーザーの立場にたった仕事がしてみたい。

三浦邦仁さん

2021年度入学
茨城県(私立)第一学院高等学校 高萩校出身

──高校時代はどんな学生でしたか?

DHUには高校生のときから案件を取っていた学生が結構いるんですけど、僕はまったくそういうタイプではなく……。振り返ってみると、高1〜高2まで「Life Is Tech!」でプログラミングをかじったり、本当に趣味の範囲で動画を作ったりはしていましたが、創作をがっつりするような生徒ではありませんでした。

──高1でプログラミング教室に通ったということは、中学の時点ですでにウェブ分野への興味は持っていたということですか?

中学生の頃に、たまたまテレビでホワイトハッカーに関する特集を観たんです。当時からインターネットには触れていて、ネットの恩恵を感じていましたが、一方で犯罪にも巻き込まれやすい世界でもありますよね。

そんなときにセキュリティのスペシャリストであるホワイトハッカーの存在を知り、プログラミングに興味を持ちました。

──動機が明確でいいですね!

でも、まだ迷いもありました。高2まではプログラミングを学んでいましたが、高3からはPBL学習などのボランティア活動を通して、教育に関する分野にも興味が湧いたんです。

フィリピンの子どもたちに文房具を送る活動をしていたときに感じたのは、世界の教育格差。自分たちがいかに恵まれているか痛感しました。でも、発展途上国の子どもたちもインターネット教育が受けられれば、将来の可能性を広げられるのではないか。今までの「ユーザーを守りたい」という思いのほかに、「よりよい教育コンテンツを発信したい」という思いも芽生えていました。

──DHUのことはどこで知りましたか?

それこそホワイトハッカーの特集を観ていたときに、親に「こういうことが勉強できる学校ってないよね?」と話したところ、DHUの存在を教えてもらったんです。

高校に入ってからは、大学はDHUに進学しようとずっと決めていて、体験入学やオープンキャンパスにも参加していました。

──体験入学はどうでしたか?

体験授業で3DCGにはじめて触れました。でも、全然ついていけなくて。困っていたらメンターの先輩がぱっと助けにきてくれて、嬉しくなりました。学校ってどうしても抑圧される空気があるじゃないですか。当たり前に授業中の私語は厳禁ですし。

でも、学生自身がしゃべりながら授業を進めていく、こういう教え合いの場があるんだなと驚きました。この環境ならやっていけると思いました。

──受験対策について教えてください。

オータム・トライアウトの活動型重視で受験をしました。入試対策としては、DHUの「入試・面接ポイント講座」で面談をして、活動内容や面接の受け答えについて細かく質問しましたね。余談ですが、「ガンダムオンライン」を通して知り合った友人にたまたま在学生(当時4年生)がいて、アドバイスやフィードバックをいただいたこともあります。あとは熱量、意気込みをどれだけ伝えられるかだと思っていました。

──活動型重視に決めた理由は?

まとめられるレベルの作品はそもそも作れていなかったので、作品型は無理だなと。

ただ、サークルの立ち上げやボランティア活動など、自分のやってきたことには自信があったので、それで勝負しようと思っていました。そのために、自分が活動を通してどれだけ成長したか、どれだけ意識的にやってきたかをしっかり分析しました。

──受験時のエピソードはなにかありますか?

第一次面接で落ちたと思ったんです。というのも、一緒に受験していた同級生が僕と同様にPBL学習中心の活動内容で受験をしていることが発覚して。面接官からは「君の話を聞かせてくれ」と言われ、完全に手札を封じられた状態になってしまって……。もう正直な気持ちを話すことしかできなかったのですが、今となってはその正直さが合格につながったのかなと思います。

──入学後、自分の進みたい道に変化はありましたか?

1年時はウェブの授業を中心に受けていて、ゼミもウェブ関係がいいかなと思い、教授に話に行ったんです。そのときに教授が「すごく嬉しいけど今決めるのは早いし、いろいろなものに興味を持っていろいろ見てきなさい。そのほうがウェブにも、どの分野にもつながるから」とおっしゃってくれて。たしかにその通りでした。そして今僕が興味を持っているのはマーケティングです。

──理由が気になります!

まずは世の中でどういうものが求められていて、自分は何ができるのかを知らないとものづくりはできないと感じたからです。それにマーケティングであれば、それこそさまざまな分野に関与できる。そう気づいてから、より視野が広がった気がします。

──では、将来の夢にも変化が?

ある意味、原点回帰してきました。僕は大学に入るときは、子どもたちを守るホワイトハッカーのようなセキュリティ側か、エンタメコンテンツを発信する側か、違う分野のどちらかしか選べないと思っていたんです。でも、マーケティングであればどちらにも携われるし、きっとどの分野でも、自分が今やりたい分野にできるんですよね。

──最後に、三浦さんの好きなエンタメコンテンツは?

ハッピーエンドが多い、ディズニー作品が好きです。

すごく夢を与えてくれるし、気持ちを高めてくれる。コンテンツ発信の際に、学ぶべきことが多いんですよ。

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