東京ゲームショウ2025(9月27日~28日)に在学生が出展します!  
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広告デザイナーのなり方とは?仕事内容や必要な資格・スキルを徹底解説

街で見かけるポスター、動画サイトで流れるCM、SNSでシェアされる画像広告。私たちの身の回りには、毎日たくさんの広告があふれています。その中で「つい気になって見てしまった」「思わず買ってしまった」――そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。

広告は、ただ商品やサービスを紹介するだけのものではありません。見る人の感情を動かし、行動につなげる力を持っています。そしてその力を生み出すのが、広告デザイナー(Advertising Designer)です。この記事では、広告デザイナーの仕事内容や必要なスキル、目指すためのステップまでを詳しく解説します。

<目次>

広告デザイナーとはどんな仕事?

広告デザイナーに求められるもの

広告デザイナーは、企業や団体が伝えたいメッセージを、ビジュアルで効果的に表現する仕事です。商品やブランドの魅力を最大限に引き出し、ターゲットの心をつかむための「仕掛け」をデザインします。

広告といえば、かつてはテレビCMや新聞広告が中心でしたが、今ではSNSやWebメディアを中心に、多様な広告表現が求められるようになりました。InstagramやTikTokなどの縦型動画、YouTubeのスキップ可能な広告、駅や町中にあふれるデジタルサイネージなど、媒体の特性に応じてデザインも大きく変化しています。

広告デザイナーには、こうした変化に柔軟に対応し、媒体ごとの最適な表現方法を提案できるスキルが求められます。

グラフィックデザイナーとの違いは?

広告デザイナーの仕事とよく比較されるのがグラフィックデザイナーです。どちらも重なる部分はありますが、どのような違いがあるのか見てみましょう。

グラフィックデザイナー

  • 範囲が広い
    パンフレット、ポスター、パッケージ、Webサイト、書籍装丁、ロゴなど、あらゆる印刷物・デジタル媒体の「グラフィック(視覚的表現)」を手掛ける。
  • 広告に限らない
    広告も担当するが、商品パッケージや企業のCI(コーポレート・アイデンティティ)、展示会のビジュアルなど、広告以外も幅広く扱う。

広告デザイナー

  • 広告に特化
    広告ポスター、新聞・雑誌広告、バナー広告、SNSキャンペーン用の画像など、広告媒体に使うビジュアル制作を中心とする。
  • 現場では肩書きとして少ない
    実際の求人や会社組織では「広告デザイナー」という肩書きはあまりなく、「グラフィックデザイナー」や「アートディレクター」に分類されることが多い。

アートディレクターとの違いは?

ちなみに、海外では「アートディレクター」(Art Director)という呼称のほうが一般的です。広告業界の求人やビジネス向けSNSのプロフィールにも「Art Director」という肩書きがよく登場します。

日本においては、広告デザイナー=広告を「つくる」人(手を動かす人)、アートディレクター = 広告を「まとめる」人(方向性を決める人)のようにゆるやかに使い分けることもありますが、ほとんど同じ意味だと捉えて構いません。なお本記事では、大学進学を検討中の高校生にもわかりやすい表現を優先し、「広告デザイナー」と表記します。

広告デザイナーになるにはどうしたらいい?

広告デザイナーを目指すうえで、高校卒業後の進路選びは重要です。独学でデザインソフトを習得することも可能ですが、広告の構成やマーケティング、ターゲット分析といった応用的な内容まで学ぶには、体系的なカリキュラムが整った大学・専門学校での学習が効果的です。

特に大学では、技術だけでなく発想力やチーム制作、プレゼンテーションの力も養えるため、将来的なキャリアアップにもつながります。企業と連携した授業やインターンシップなど、実践的な経験を積む機会があるかどうかも進学先を選ぶポイントになります。

広告デザイナーに資格は必要?

広告デザイナーになるために「絶対に必要な資格」はありませんが、特にグラフィックデザイン関連の資格は、自分のスキルを客観的に証明する材料になります。資格取得の過程で、広告制作に必要な知識を整理して学習できる点も大きなメリットです。

色彩検定
色の効果や配色理論を理解できる

Webデザイナー検定
Web広告やサイト制作の基礎を学べる

アドビ認定プロフェッショナル(Adobe Certified Professional)
PhotoshopやIllustratorのスキルを証明できる

広告デザイナーに必要な知識とは?

企画やマーケティングなどの基礎知識

広告は感覚だけでつくるものではありません。誰に、何を、どう伝えるか。そのためにはマーケティング(市場分析)やターゲット設定、コンセプトづくりといった知識が必要です。企業が抱える課題を把握し、解決するアイデアを形にする力が問われます。

広告媒体の特性などの基礎知識

広告の届け先によって、効果的な表現方法は変わります。たとえば駅構内の大型ポスターはインパクトが重視され、Instagramではストーリー性や共感がカギになります。どの媒体にも“適した表現”があることを理解し、活用する知識が求められます。

Web広告に関する手法の理解

Web広告の特徴は、効果を「数字」で測れることです。クリック数、表示回数、コンバージョン(購入や登録へのつながり)などのデータをもとに改善を重ねる「運用型広告」は、今や広告業界の主流です。バナー、動画広告、SNS投稿など、それぞれに適した制作ノウハウが求められる場面が増えており、その特徴や手法を理解することは実際にクリエイティブ制作する上で役立ちます。

広告業界のトレンドに関する知識

流行は広告に大きな影響を与えます。人気のフォント、トーン、ストーリーテリング手法、SNSの使われ方まで、常に変化しています。自分が見る広告にも意識を向け、気になった表現をストックしておく習慣が、プロへの第一歩になります。

広告デザイナーに必要なスキルとは?

広告デザインに必要なツールを使いこなすスキル

Adobe PhotoshopやIllustrator、After Effects、Premiere Proなどの制作ツールを使いこなす技術は必須です。画像や動画、アニメーションなど、複数の媒体を横断できるスキルがあると、現場でも重宝されるでしょう。

コミュニケーションスキル

広告づくりはチーム戦です。クライアントの要望をヒアリングし、ディレクターやコピーライターと連携しながら完成を目指します。自分の考えを整理して伝える力、相手の意図をくみ取る力は、クリエイティブ職の基礎といえます。

課題解決能力

広告デザインは「好き」を活かしながら、社会に価値を届けられる仕事です。「自分のデザインで誰かの役に立ちたい」「自分のスキルを「伝える手段」として活用したい」「流行に敏感で、情報収集が得意」といった方にも、広告デザイナーは向いています。

広告デザイン業界の年収相場と求人市場の傾向

広告デザイナーの初任給は社会人平均と同等(月20万〜25万円)が目安ですが、経験を積んでアートディレクターやクリエイティブディレクターにステップアップすれば、高収入も目指せます。

求人は東京や大阪を中心に安定しており、特にSNSやWeb動画の制作スキルを持つ若手クリエイターは需要が高まっています。副業やフリーランスとしての働き方を選ぶ人も増えており、柔軟なキャリアパスが描ける業界です。

広告デザイナーを目指すならデジタルハリウッド大学でスキルを身につけよう

広告の世界で活躍するためには、ツールを使いこなす技術力だけでなく、自分の感性や経験を表現につなげる力が求められます。デジタルハリウッド大学(DHU)では、その両方をバランスよく学び、実践する環境が整っています。

たとえば、「DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX 2025」でベストグラフィック賞を受賞した卒業生の門脇佑華さんは、ロンドン・マドリード・ジャカルタ・東京の4都市で育った自身のルーツをもとに、それぞれの文化や価値観を分析し、ピクトグラムとタイポグラフィを使って再構成した作品を制作しました。都市マークのリデザインを通じて、文化の違いや多様性を視覚的に表現しています。

また、ベトナムからの留学生であるDANG THANH THAOさんは、かわいいキャラクターと一緒に節電を楽しめるアプリ《Lights Out》を企画し、デザインから開発までを一貫して手がけました。ゲーミフィケーションの手法を取り入れたユニークなアプローチにより、、「DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX 2023」のグランプリおよびベストグラフィック賞をダブル受賞しています。

こうした学生たちの学びを支えているのが、広告プランナーやグラフィックデザイナーとして活躍する現役プロの教員陣です。デジタルハリウッド大学の受験生応援キャンペーン「「みんなを生きるな。自分を生きよう。」のディレクションをはじめ、大手企業のコミュニケーション戦略立案を中心に幅広い領域で活動する本多忠房先生や、カンヌ国際広告祭メディアライオン・金賞をはじめ数々の広告賞を受賞している池田泰幸先生など、各界で活躍する教員たちが在学生の進路を後押しします。

さらに、映像、3DCG、プログラミング、メディアアートなど他の分野と組み合わせながら、広告に新しい表現を取り入れる学びも可能です。自分の興味や得意分野を活かしながら、広告の未来を切り開いていく――そんな学びがデジタルハリウッド大学にはあります。

まとめ

広告デザイナーは、「見せる」だけでなく「伝える」「動かす」ことに特化したクリエイターです。時代とともに表現方法が進化し続けるこの仕事には、技術だけでなく柔軟な思考力と実践的なスキルが求められます。

自分のアイデアや感性を通じて、人の心を動かす仕事をしたい。そんな思いを持つ方は、広告デザインという道を選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。デジタルハリウッド大学では、あなたの「好き」や「やってみたい」を将来の仕事につなげる学びの環境が整っています。

ブランディング、広告、PRを学び、デジタルコンテンツを発信する力を伸ばす。

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