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プログラマーになるには?未経験でもなれる?仕事内容や必要なスキルを知ろう!

近年のスマートフォン、タブレット、PCなどのデバイスが普及し、2020年度から小学校でのプログラミング教育が必修化され、中学校や高等学校でも同様の動きが広がり、プログラマーという職業は身近なものになっています。

高校生・受験生のみなさんの中にも、子どもの頃からプログラミングスクールに通っていた方、MinecraftやScratchを使ってプログラミングに触れたことのある方も少なくないでしょう。では、実際にプログラミングを仕事にするには、どのような知識や技術が必要なのでしょうか?

この記事では、プログラマーの仕事内容や将来性について考えていきます。受験生のみなさんが将来プログラミングを学ぶうえで知っておきたい情報についてまとめましたので、プログラマーに興味がある方もない方も、将来を考えるきっかけになるはずです。ぜひ最後までお読みください。

<目次>

1. プログラマーとは?

プログラマーとは、文字通りプログラミングを行う人のこと。「プログラミング言語」というコンピューターを動かすための言語を活用して、さまざまなシステムやアプリケーションを作る役割を担っています。

具体的にイメージしづらいという方は、私たちが普段使用しているツールやサービスを思い浮かべてみましょう。たとえばLINE、YouTubeなどのスマホアプリは、すべてプログラミングによって作動しています。そのアプリが作動するスマートフォンやPCにも、さらにはWi-Fiなどの通信自体にもプログラミングが活用されており、プログラマーの仕事の範囲は非常に幅広いことがわかります。

プログラマーの仕事内容

1. コードを書く

プログラマーは、コンピュータが理解できる「コード」という特別な言葉で指示を書きます。これを「プログラミング」と呼びます。例えば、スマホのゲームやアプリ、ウェブサイトなど、普段使っているものはすべてプログラマーが書いたコードで動いています。

2. 問題を解決する

プログラマーは、与えられた問題を解決するための方法を考え、それをコードにします。たとえば、ゲームでキャラクターが壁を通り抜けてしまうバグを見つけたら、それを修正するためのコードを書きます。

3. 新しい機能を追加する

既存のアプリやソフトウェアに新しい機能を追加するのもプログラマーの仕事です。例えば、SNSアプリに新しいフィルター機能を追加したり、ゲームに新しいレベルを追加したりします。

4. テストとデバッグ

プログラマーは、自分が書いたコードが正しく動くかどうかをテストします。うまく動かない場合は、その原因を見つけて修正します。これを「デバッグ」といいます。たとえば、ゲームでキャラクターが動かない場合、その原因を探してデバッグ作業を行います。

5. 他のプログラマーと協力する

大きなプロジェクトでは、複数のプログラマーが協力して作業します。例えば、ゲームの開発チームでは、キャラクターの動きを担当する人、音楽を担当する人、ストーリーを担当する人がいます。これらの人たちと連携して、全体を完成させます。

プログラマーとSEの違いは?

プログラマーとシステムエンジニア(SE)の違いは、役割と責任範囲にあります。

プログラマーは主にコードを書くことに集中し、ソフトウェアやアプリ、ゲームなどの具体的な機能を実装します。バグの修正や新機能の追加も行います。

SEはシステム全体の設計やプロジェクト管理、要件定義を担当し、クライアントの要望を反映したシステムを計画・設計します。プロジェクトの進行管理やリソースの調整もSEの重要な役割です。プログラマーが技術的な実装を行う一方、SEは全体の統括を担います。

2. プログラマーになるには?未経験でもなれる?

プログラマーになるために、特別な資格や学歴は必要ありません。基本的な知識とスキルがあれば経歴にかかわらず企業から採用されるため、就職の間口も広く開かれています。新卒採用を行っている企業も多く、国内外に活躍できるフィールドが無数に広がるため、未経験からでも挑戦しやすい分野といえるでしょう。

ただ、プログラミングスキルの習得は決して簡単なことではありません。高校生のみなさんも、自分に合った方法を見つけて学び続けていく覚悟が必要です。その上で学校で学びたい場合は、主な選択肢として大学と専門学校の2つがあります。それぞれの違いについては後述(項目7)します。

3. プログラマーに求められる適性は?向いている人は?

プログラマーに向いている人の特徴として、次のようなスキルが挙げられます。

論理的思考能力

プログラマーは複雑な問題を論理的に分析し、コンピューターが理解できる形に変換する能力が求められます。論理的思考が得意な人が向いています。

問題解決能力

 プログラマーは日常的にさまざまな問題に直面し、それらを解決するための方法を見つけます。問題解決に対する興味や能力が高い人が向いています。

好奇心と学習意欲

テクノロジーは常に進化していますので、新しい技術やツールに対する興味や継続的な学びの姿勢が重要です。自己学習が得意な人が向いています。

コミュニケーション能力

プログラマーはチームで働くことが多く、他のメンバーとのコミュニケーション能力も重要です。自分の考えやアイデアを明確に伝える能力が求められます。

忍耐と粘り強さ

バグ修正や問題の解決に時間がかかることがありますので、忍耐強く、問題に向き合う粘り強さが求められます。

ただし、これらはあくまで一般論です。必ずしもこれらすべてのスキルを持ち合わせていないとプログラマーを目指すことができない、というわけではありません。適性には個人差がありますので、苦手な分野があっても挑戦し、成長したいという意欲を持ち続けることが重要です。

4. プログラマーにおすすめの資格

プログラマーを目指すためには、一般的には特定の資格が必須というわけではありません。しかし、資格を持つことで、自分の技術的な能力や専門知識を客観的に証明することができます。プログラマーを目指したい受験生のみなさんは、下に挙げた資格の取得も検討してみてください。

ITパスポート試験

ITパスポート試験は、プログラミングの基礎知識やコンピュータの基本的な概念に関する理解を評価するための試験です。 この試験に合格することで、IT業界で働くための基本的な知識を身につけることができます。

C言語プログラミング能力検定試験

C言語はプログラミングの基礎となる言語ですので、C言語プログラミング能力検定試験の合格はプログラミングのスキルを証明する良い方法です。この試験に合格することで、C言語に関する知識とスキルを持つことができます。

情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティは現代のテクノロジーの重要な要素です。情報セキュリティマネジメント試験の合格は、情報セキュリティの基本的な知識とスキルを証明する方法です。この試験に合格することで、情報セキュリティに関する専門的な知識とスキルを身につけることができます。

Ruby技術者認定試験

Rubyはシンプルで使いやすいプログラミング言語であり、Ruby技術者認定試験はそのスキルを評価するための試験です。この試験に合格することで、Rubyの基本的な知識と開発スキルを持つことができます。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、コンピュータシステムやネットワークに関する基本的な知識を評価するための試験です。この試験に合格することで、IT関連の基礎知識とスキルを身につけることができます。

5. プログラマーの年収や給与はどれくらい?

平均的な年収

プログラマーの年収は、就職する企業や扱える言語の種類によっても大きく変化しますが、日本企業においては平均年収は550万2,000円です(「令和4年賃金構造基本統計調査」より)。民間給与の平均額が約496万円なので、他の職種よりも高くなる傾向があります。

ただ、個人のプログラミングスキルによって給与額は変わってきます。各業界で需要の高い言語を扱える方や、希少性の高いスキルを持っている方は、それ相応の給与が期待できます。あるいは、活動の場を海外に移すことで給与を上げるケースもあります。たとえば、アメリカではプログラマーの平均年収が900万円前後とも言われており、日本の平均年収の倍以上です。

その後のステップとして、現場のプログラマーからマネジメント側(管理職)にキャリアアップすることで、給与が上がる可能性が高まります。例として、システムエンジニア(SE)の平均年収は550.8万円、プロジェクトマネージャー(PM)の平均年収は891.5万円と言われています。

トッププレイヤーの想定年収

自社でWeb系サービスを展開している企業のプログラマーは年収が高い傾向にあります。たとえば人気のスマートフォンゲームの運営企業には年収1000万円以上のプログラマーもいると言われており、プログラマーの技術力が事業の成功に直結するためにスキルの高い人材を必要としていることがわかります。

paiza株式会社が実施した「プログラミング言語に関する調査(2023年版)」によると、企業ニーズが高い言語は1位から順にJavaScript、Java、PHP、Pythonでした。市場ニーズの高いプログラミング言語が何かを踏まえた上でスキルを身につけていくことも、戦略のひとつと言えるでしょう。

6. プログラマーになるためにどこで学べばいい?

プログラマーになるためには特別な資格は必要なく、その学び方には複数の方法があります。

まずは大学です。国公立・私立を問わず、全国各地の理工系もしくは情報系の大学には、プログラミングを専門的に学ぶことのできる学科・コースがあります。

即戦力となるスキルを集中的に身につけたければ、専門学校で学ぶことも候補となります。その他、短期集中でスキルを身につけられるプログラミングスクール(学位の付与なし)や、モチベーションがあれば書籍やインターネットを使って独学で学ぶことも選択肢となります。

7.プログラマーになるためには大学と専門学校どっちがいいの?

ここからは、高校生のみなさんがプログラマーになるために学ぶ場所として最も一般的な、大学と専門学校に注目し、それぞれのメリットやデメリットについて紹介します。項目ごとに比較していくので、どちらがより自分に合っているか考えながら読み進めてみてください。

学びたい内容とカリキュラム

大学の場合

4年間の学びを通じて、学部・学科の専門分野だけでなく、社会人として必要な教養やコミュニケーション能力、外国語能力を身につけることができるのが一般的な大学のカリキュラムです。予測不可能な時代においては、プログラミングスキルだけでなく社会を生き抜くための術が必要です。規模の大きい大学であれば、所属学部・学科以外の授業を履修することで、より深い知識や交友関係を得ることができるでしょう。

専門学校の場合

企業が現場で必要とする人材を育成する場であり、実習を中心としたカリキュラムが整備されています。具体的なコードの書き方をプロの講師から学ぶことができるので、卒業後はすぐに即戦力として働くことができます。就職保証制度のある学校も多く、ひとりひとりの学生に対する手厚いサポートを売りにしているケースが目立ちます。

学び方と環境

大学の場合

大学は、基本的には入学後に方向性を決められる場所です。1・2年次で幅広い分野を学んだ後、3・4年次でゼミ、卒業論文、卒業制作のテーマを決めて専門性を高めていくカリキュラムが一般的なので、より自分に合う道を選択できる可能性が高まります。その結果、大卒(学士)の資格を得られるのも大きなメリットです。

一方で、大学卒業までには最低4年かかります。多くの専門学校が2年制であることを鑑みると、時間と学費というコスト面の大きさは、大学進学する上でのデメリットと言えます。

専門学校の場合

専門学校では、実習や実務に即したトレーニングが中心で、実践的なスキルを速やかに身につけたい場合に適しています。

一方で、入学(受験)の段階でプログラマーになるという目標に向かって進んでいく専門学校では、「入ってみたら自分には合わなかった」「他に興味を持つ分野ができた」という場合、大学と比較して進路を変更することが難しい傾向にあります。

キャリア目標と就職支援

大学の場合

大学で学ぶことは、企業への就職を保証するわけではありません。プログラマーになること自体が必ずしもゴールではないので、とにかく内定が欲しいと考えている人には向かないのかもしれません。

在学中に学ぶべきことが多岐にわたるために、プログラマーの現場で使う知識を学ぶ時間は相対的に少なくなる場合があります。即戦力としてのスキルを身につけるには、大学内だけではなく自分でプラスアルファの勉強をしていくことも必要になるでしょう。

専門学校の場合

専門学校では、プログラマーとしての実務経験を積み、直接就業に繋がることが期待できます。就職支援や業界との連携も強化されていることが多いです。

一方で日本における就職活動の現状では、残念ながら大卒という経歴を重視している企業もいまだにあります。給与面でも、大学生の新卒社員に比べて専門学校生は基本月給が約2~3万円ほど低くなるケースが多いと言われています。

多様な人々と出会い、つながりを築くことができる

大学には、さまざまなバックグラウンドを持った学生や教授が集まります。本学の事例でも、40以上の国や地域から留学生や、Web・CG・ゲームなどの多様な得意分野を持った学生や教授陣が一同に集まり、互いに刺激を与え合っています。

予定調和ではない、偶然の出会いが人生を大きく変えることもあります。自分分とは異なる価値観を持った人々と関係性を構築していくことが思わぬ化学反応を生み、想像もしていないような将来の道が拓けるかもしれません。

8. プログラマーの将来性

今やICTやコンピュータと関わりのない業界はほとんどない時代であり、さまざまな分野でプログラマーが必要とされています。またAI、IoT、ブロックチェーンなど、新しいテクノロジーへの注目度は依然として高く、プログラマーの求人ニーズは引き続き増加していくでしょう。

プログラマーのキャリアステップは、これまではシステムエンジニア(SE)、プロジェクトリーダー(PL)、そしてプロジェクトマネージャー(PM)と、マネジメント側へと昇進していくという道が一般的でした。しかし、今ではあらゆる企業でIT人材が強く必要とされているため、マネジメント側に移行せずにスーパーエンジニアとして専門性を極めて活躍していく道もあります。

さらに、海外で働くという選択肢もあります。プログラマーの言語は基本的に世界共通なため、確かなスキルがあれば、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアなど、さまざまな国に移住できる可能性もあるでしょう。一般的な会社員のワークスタイルにとらわれず、自らの意志で自由に仕事をする将来が見据えられることは、プログラマーという職業の大きな魅力ではないでしょうか。

9. クリエイターを目指したい方もデジタルハリウッド大学へ

デジタルハリウッド大学は、1学部1学科でデジタルコミュニケーションを横断して学べるカリキュラムを設置しています。PythonやJavaScriptをはじめとするプログラミング言語、ネットワーク構築やサーバー設計、スマートフォン向けアプリ開発など、プログラミング系の科目はもちろん、3DCG、映像、広報・PRなど、複数の分野を横断して学ぶことができるのが特徴です。

専門だけではなく、クリエイターのための教養科目、グローバルに発信していくための国際科目も充実。プログラミングに限らず、各専門領域におけるクリエイティブ表現やIT技術、ビジネス手法を組み合わせて学ぶことで、将来を活躍の幅を広げることができます。

10.プログラマーを目指したい方はデジタルハリウッド大学へ

いかがでしたか?

受験校を決める段階で、自分の将来をはっきりとイメージできる人は決して多くありません。ただ、「将来どのような生き方をしたいのか」を常に考えることで、少しずつ進路は見えてきます。

もともとプログラマーに興味があった方も、この記事を読んでプログラマーに興味が出てきた方も、これをきっかけに自分の人生、自分の価値観について改めて考えてみてください。その延長線上にデジタルハリウッド大学への進学があるという方は、ぜひキャンパスで一緒に学べる日を楽しみにしています。

デジタルハリウッド大学の学びの特色

プログラミングの基礎から最先端のICTやゲーム開発までトータルに学ぶ

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