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ZOZOのサービスデザイナーとして内定。DHU在学中の学びをキャリアに直結させる方法とは

平山 かのんさん

2025年度卒業

自分のデザインが誰かの心を動かし、行動を変えるきっかけになったら——。高校時代にそんな夢を抱き、その思い通りの就職を果たした平山 かのんさん。

彼女のキャリアは、大学選びの段階から始まっていました。高校時代、そしてデジタルハリウッド大学(DHU)在学中に何を考え、どんな学びを得て、デザイナーになれたのか。平山さんの等身大の4年間を振り返ります。

高校まではデザイン未経験。それでも大学の4年間をかけて仕事にすることを決意

——平山さんは、DHU入学以前に何か創作活動をしていましたか?

4歳のころから書道を続けていて、指導者になれる段位は取得しています。同じ筆を使っても、書く人によって、かすれやにじみ、墨の濃淡など文字の表現がさまざまで、その面白さからずっと続けてきました。

ただ、デジタルツールを使ったクリエイティブ経験はほとんどありませんでした。強いて挙げるなら、スマホで簡単な動画編集をしてVlogを作ったくらい。デザインの勉強を始めたのは大学に入ってからでした。

——どのようにしてDHUを知りましたか?

高校のときに、コロナ禍で長期間の休みがあり、そのタイミングでさまざまなエンタメに触れるようになりました。そんな中で、韓国で販売されているコスメのパッケージや、K-POPアーティストのアルバムのデザインに惹かれるようになり、自分もこんな仕事ができるようになりたいと思うようになりました。

それから、進路について考える時期になり、総合大学や美術大学、専門学校など幅広く見る中で、DHUを知りました。

クリエイティブな分野以外にも、マーケティングやブランディングなどビジネスに関する分野も横断して学べる点や、現役で仕事をされている実務家教員が多いこと。そして卒業制作展を見に行って感じた雰囲気から、自分がデザインの仕事に携われる可能性がもっとも高いと思い、応募しました。

学内外でインプットとアウトプットを繰り返す日々

——DHUの4年間で、印象に残っている授業を教えてください。

一番好きなのはグラフィックデザインの演習授業です。この授業では、ロゴマークやパッケージ、既存のブランドやサービスのリデザインなど、課題に対してどんな切り口で解決するか企画を立案し、実際にデザインを制作。毎週の授業で進捗報告を行い、作品に対して先生から講評をもらって修正。それらを繰り返して、最後にプレゼンテーションを行いました。

次回の授業までの1週間で、企画を10案以上提出するのが条件であり、スピードを重視して企画する経験ができたのがよかったと感じています。

また、このグラフィックデザインの授業では、最終成果物として、授業で制作した作品をポートフォリオ形式で提出しました。 先生からアドバイスをもらいながらポートフォリオをまとめられたため、ここで制作したものが、のちのち就職活動で活きていきました。

そのほかに、一番身になったけれど大変だったのは、1年生のときに受けたタイポグラフィの演習授業です。誌面を構成する文字や図形のレイアウトから、情報がどのように伝達されるのかを学ぶ授業で、やや難解でした。

丸や線だけを紙の上に配置し、その空間にどんな意味が生まれるかを考える。できあがったものに対して先生からフィードバックをもらい、また別のレイアウトを考えていく。デザインについて何も知らない状態で臨んだ課題だったので、ついていくのに必死でした。

ただ、その授業で学んだことが多くの制作のベースになっているように思います。たとえばポスターをデザインするときには、文字の大きさやイラストの位置など、どんなレイアウトにしたら見る人の視線を誘導できるのか、意味のあるデザインができるようになっていると思います。

また、在学中にWebデザインやフロントエンドのコーディングにも興味が湧き、ウェブデザイナーの栗谷先生の授業なども受けました。

——学外で力を入れた活動はありましたか。

学んだことをアウトプットする機会が必要だと思っていたので、アルバイトや業務委託で仕事をいただき、デザインの制作を行っていきました。

たとえばアルバイト先の学習塾では、ポスターや社内マニュアルのデザインを担当しました。

当初は受付として採用されたのですが、もう少し何かできることはないかと思い「塾で掲示しているポスターのデザインをさせてほしい」と職員に打診してみたんです。すると、塾生を募集するための説明会や、イベント情報などを発信するポスターをデザインしてほしいと言ってもらい、実際に私の制作物を採用してもらいました。

そのほかにも、全国で使用する講師や生徒向けのマニュアルのアップデートも行い、タイポグラフィやグラフィックデザインなどの授業で学んだことを活かすことができました。

また業務委託として、人材企業や鍼灸院などからウェブサイトの制作やバナー広告のデザインなども任せていただきました。

大学の授業では、制作する作品のテーマの多くは自由。言い換えれば、自分が作りたいものを思い通りに作ることができます。一方で実際の現場では、ユーザーやクライアントのニーズを意識しながらプロとして制作する必要があります。大学でインプットしたことを、学内外問わずアウトプットしてみる。このサイクルを回し続けたことが、自分の将来につながっていったと思います。

ZOZOのサービスデザイナーへ

——平山さんは3・4年生のゼミではどんな活動をしましたか?

グラフィックデザイナーをしている木住野先生のゼミで、作品制作を続け、自分のポートフォリオをアップデートしていきました。

たとえば、自分の地元をテーマに、情報を視覚的に表現するピクトグラムVIの制作に取り組みました。わたしは千葉県松戸市出身で、そこには松戸と葛飾区柴又を結ぶ「矢切の渡し」という文化があります。

徳川幕府があった当時から農民が利用していた渡し船で、現在は観光客が利用し、江戸川を遊覧しています。歴史的な体験スポットを、現代風なマークやフォント、ピクトグラムでリデザインし、自分の地元をPRしました。

卒業制作では、幼少期から続けていた書道と、大学から始めたグラフィックデザインを融合させた作品を作りました。

『STROKE』

書道をより日常的でラフに楽しめるものへと再定義し、その魅力を現代に伝える「書道スタジオカフェ」のブランディングを提案。アナログな筆致や墨の表現と、デジタルやグラフィックを融合させた視覚表現を軸に、VI・ショップツール・Web・ピクトグラムなどを多角的に展開しました。

——ゼミ活動と並行して、いつから就職活動を始めましたか?

3年生の冬ごろから応募書類の準備や、早期選考への応募を始めました。

自分のデザインが誰かの心を動かし、行動を変えるきっかけになれたらいいなと思い、それが叶いそうな広告代理店や制作会社を見ていきました。

応募した企業の多くは、募集条件としてポートフォリオの提出を必須としていたため、自分でブラッシュアップをしたり、学内で開講したポートフォリオ講座を活用したりして、準備を進めていきました。

就職活動時に活用したポートフォリオを見せてくれた平山さん

ただ早期選考に関しては、自己分析や面接の準備が不十分だったせいか、なかなかうまくいかなくて。手応えを感じるようになったのは、4年生に進級してからのことでした。

——そのタイミングで何か新たな試みを?

自分だけで自己分析や情報収集をするのではなく、家族や周囲の人を頼るようにしました。これまでの出来事、そのときの気持ちの変化などを整理することで深掘りなど様々な角度からの質問にも答えやすくなりました。そして家族に見てもらい、面接の練習も付き合ってもらいました。

ほかにも、企業座談会に参加したり家族の紹介でアーティストの方とお会いしたりいろいろなデザイナーの方のお話を聞きました。社会人の方のお話から実際の現場をイメージして、自分ができることや何に挑戦したいのかを考えていきました。

その甲斐あってか、最終的にはZOZOと、広告代理店、制作会社の3社から内定をいただきました。

——その中でもなぜZOZOに?

ZOZOからはサービスデザイナーとして内定をもらっており、ZOZOのサービス全般のUI/UXデザインや、販促物の企画・デザイン、新規サービスのUXデザインなど、幅広い業務ができる可能性があると聞きました。

また、普段からZOZOのサービスを使う中で、遊び心のあるデザインが施されているのを感じており、そんな企業でデザイナーの仕事をしてみたかったので、ZOZOへの入社を決めました。

数年後、自分が働くというイメージを持ちながら学びを深めてほしい

——社会人になってから、どんなことに挑戦してみたいですか?

広告やプロダクト、ブランディングなどのデザインをやってみたいですし、UI/UXにも興味があります。入社1年目は、各部署を巡るジョブローテーションをして2年目に本配属になるため(※2026年度現在)、いろいろな世界を見て、自分が携われる仕事について知っていきたいと思います。

——これから就職活動を始める在学生にアドバイスするなら?

会社に入ることや就活のためではなく、自分は働いて何をしたいのか、先までイメージや軸を持ちながら学んでほしいと思います。 わたしの場合はDHUで学びながら、アルバイトや業務委託経験を通じて、制作の機会を確保し、その結果として就職につなげることができました。自分が就きたい職種と学びたいことをある程度絞り、学び、実践、学びと繰り返していってほしいです。

——最後に、DHUへの進学を検討している高校生へメッセージをお願いします。

DHUはさまざまな選択肢から学びたいことを広げたり、絞ったりして、どんな自分になりたいかを模索できる大学だと思っています。いろいろな専門領域だけでなく、多種多様な業種の人と関われるのがDHUの魅力のひとつだと思うので、自分が働くイメージを持ちたい人は、ぜひ検討してみてください。

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