教授・教員紹介

栗原飛宇馬

非常勤講師

劇作家、マジシャンの顔も持つ文学研究者

担当科目

日本文学

肩書・現職

萩原朔太郎研究会幹事、四季派学会理事

学位

博士(芸術学)

所属学会・団体

表象文化論学会、萩原朔太郎研究会、四季派学会、江古田文学会

プロフィール

日本大学芸術学部文芸学科卒業、大学受験予備校にて講師・担任として勤務しながら、同大学院芸術学研究科博士後期課程芸術専攻修了。
詩人萩原朔太郎の〈詩の原理〉をめぐる思索過程に着目し、その哲学受容や詩論・芸術論を検証。『江古田文学』に論文「萩原朔太郎研究・思索の軌跡-『未発表原稿』を視座として-」「詩人と戦争―晩年の萩原朔太郎をめぐって」等を発表。また、朔太郎が趣味にしていた手品を調べるうちに、自らもプロマジシャンからマジックの手ほどきを受ける。
近年では朔太郎の作品を題材にしたリーディングシアターの台本執筆・演出を手がけている。

主な論文・実績等

【著書】
『現代詩大事典』(分担執筆)三省堂、2008年
『東北近代文学事典』(分担執筆)勉誠出版、2013年
図録『パノラマ・ジオラマ・グロテスク―江戸川乱歩と萩原朔太郎展』(共著)前橋文学館、2016年
図録『詩集『月に吠える』100年記念展―ここからすべてが始まった』(共著)前橋文学館、2017年
図録『月に吠えらんねえ展 ~ ようこそ!おもひ まぼろし ことだまの街へ~』(共著) 市川市文学ミュージアム、2022年
『詩人はすべて宿命である 萩原朔太郎による詩のレッスン』(共編著)国書刊行会、2022年
『萩原朔太郎大全』(共編著)春陽堂書店、2022年

【公演など】
《座談会》「萩原朔太郎という問題―日本語の可能性のために」(『現代詩手帖』2011年10月号)
《パフォーマンス》「朔太郎の演じたマジック」紹介(於:前橋文学館、2013年)
《トークライブ》「猟奇な二人の病気な話」手品・解説(於:前橋文学館、2016年)
《公演》「リーディングシアター『月に吠える』を声で立ち上がらせる」台本・演出(於:前橋テルサホール、2017年)
《座談会》「朔太郎、戦争詩、女性性、ときどきBL。」(『現代詩手帖』特集『月に吠えらんねえ』の世界、2018年6月号)
《公演》リーディングシアター「ただ港だけが故郷だ」(萩原朔太郎「天に怒る」より)台本・演出(於:昌賢学園まえばしホール、2018年)
《公演》リーディングシアター「猫町観光案内」(萩原朔太郎「猫町」より)台本(於:前橋テルサホール、2019年)
《公演》リーディングシアター『月に吠えらんねえ』(原作・原画 清家雪子『月に吠えらんねえ』)構成・台本・PPT作成(於:前橋テルサホール、2021年)(同再演 於:市川市文学ミュージアム、2022年)他

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その他の教員

オープンキャンパス

初夏のオープンキャンパス2025

2025年5月18日(日)、6月8日(日) 13:00~15:30

初夏のオープンキャンパスのテーマは「体験授業」。
高校生の皆さんにDHUの授業の楽しさや魅力を体験いただけるよう、
現役プロの教員陣による多彩なプログラムをご用意いたします。
デジタルハリウッド大学の学びに触れる2日間。
みなさんのご予約、ご視聴をお待ちしております。

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