美術監督の仕事と思いと創造性大ヒット映画「君の名は。」美術監督・丹治匠氏の仕事スタイル解剖特別講座
- 過去に開催した公開講座

開催日時 |
2017年1月31日(火)19:30~21:00 |
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場所 |
デジタルハリウッド大学 駿河台キャンパス 駿河台ホール |
アクセス |
JR「御茶ノ水駅【聖橋口改札】」より徒歩1分 |
定員 |
100名 |
参加費 |
無料 |
デジタルハリウッド大学では、2016年を代表するヒット映画「君の名は。」で美術監督を務めた丹治匠氏をお招きし、美術監督の仕事について解説する公開講座を開催します。
セミナー概要
今回の講義は、アニメ映画の美術監督の仕事について、実際に「君の名は。」で使われた画像や映像を使ってじっくり解説いただき、美術監督のなり方についてもお聞きします。
また、現在のアニメ業界での仕事の進行についても説明いただきます。多くのアニメーション映画は、さまざまな役割の人々が参加するプロジェクトとして制作されます。ひとりでは作られない優れたものができる可能性がある代わりに、メンバーの考えを理解したり、伝えたり、作りながらも必要に応じて変更するといったプロセスが重要です。そのプロジェクト型の制作の仕事の進め方に迫ります。
他にも、アニメ制作の他に絵本作家としても活躍されている丹治氏の活動について、クリエイティブや芸術活動への思いもお聞きします。その後、会場内の講座参加者と質疑応答を行います。
モデレーターは、本学教授でインタビューアーの経歴を持つ渡辺パコ教授です。1,000人以上の仕事人のインタビュー歴をもつ質問力で、美術監督の創造性の源泉を明らかにします。
(C)2016「君の名は。」製作委員会
予約の受付は終了しました
登壇者
【スピーカー】
丹治 匠(たんじ・たくみ)氏
1974年、福島県生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科卒業。映画の美術スタッフを経て、現在は、映画、テレビドラマ、アニメーションなどにおいて「絵」にかかわる様々な仕事をしている。おもな参加作品に『秒速5センチメートル』、『清洲会議』、『八重の桜』、『るろうに剣心』、『劇場版 進撃の巨人』など。近年は『はなちゃんのぼうし』『かぁかぁもうもう』(ともにこぐま社)など絵本作品も手掛ける。
【モデレーター】
渡辺パコ(わたなべぱこ)教授
デジタルハリウッド大学教授/デジタルハリウッド大学院客員教授/グロービスマネジメントスクール講師
1960年生まれ、東京都出身。学習院大学文学部哲学科卒。
コピーライター/クリエイティブディレクターを経て、ロジカルシンキングスキルの育成、教育に従事。育成の実践と、そのメソッド開発を専門とし、また論理思考を現場に提供するコンサルティングやファシリテーションも行う。
2009年の民主党政権下の行政刷新会議 事業仕分け民間仕分け人など行政関係の職歴もある。
リベラルアーツ(教養)教育にも独自の実践を展開しており、デジタルハリウッド大学の教養系科目のプランニングも担当している。
著書に「頭がいい人の「論理思考」の磨き方」「初めてのロジカルシンキング」(いずれもかんき出版)などがある。