卒業制作紹介
第51回学生アカデミー賞」(STUDENT ACADEMY AWARDS)アニメーション部門銀賞受賞作。まるで大地から生命が息吹くように、正方形の紙がさまざまな折紙の生き物に折られていく様子を描くフルCGアニメーション作品。
作者
金森 慧
受賞
米国アカデミー主催「第51回学生アカデミー賞」(STUDENT ACADEMY AWARDS)アニメーション部門 銀賞
DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX 2024 映像部門ベストアニメーション賞
まるで大地から生命が息吹くように、正方形の紙がさまざまな折紙の生き物に折られていく様子を描くフルCGアニメーション作品。折紙は「切る」という破壊的な工程がなく、「折る」という「変形」だけを使って表現する。正方形からあらゆる形状に変形し、広げれば元の正方形に戻るという折紙の特徴を、土から生まれ土に還る「生命」と重ねている。

金森 慧 KANAMORI KEI
CGアーティスト(2024年3月卒業)
2001年、東京・東久留米市出身。自由学園高等科、デジタルハリウッド大学卒業。小学校から高校まで自由学園の自然豊かな環境で学ぶ。小学1年から折り紙を趣味として始め、中学校から学校活動の一環として書道に取り組む。幼少期から洋画に親しみ、映画のCG制作に興味を抱く。折り紙とCGの数学的な造形感覚に共通点を見出し、高校2年の頃に独学でCGを始め、その後デジタルハリウッド大学に進学。在学中に制作したCG作品が、SNSや国内外のコンテストで高く評価された。
VFXショート動画「後方2回宙返り1回ひねり」はInstagramで150万回再生、「Unstable Jenga」はTwitterで900万回再生を記録。チーム制作のショートフィルム「Tomatoes」では監督を務め、第29回学生CGコンテストで優秀賞を受賞。アジア最大級の国際短編映画祭Short Shorts Film Festival & Asia 2024(以下SSFF)やSIGGRAPH Asia 2024 Computer Animation Festivalに入選した。書道をテーマにした映像作品「舞」は、世界的CGコンテストRookie Awards 2023で優秀賞を受賞し、海外の日本人アーティストたちが審査員を務めるCGコンテスト「三次元無双」では、「舞」と「Tomatoes」が映像部門で1位と3位を獲得した。
卒業制作では自身の原点に立ち返り、折り紙と自然をテーマにしたショートフィルム「Origami」を制作。デジタルハリウッドの卒業制作の最優秀賞に選ばれ、SSFFや20th Annual HollyShorts Film Festivalなどのアカデミー賞公認の国際短編映画祭で上映。世界最大のCGの祭典SIGGRAPH Electronic Theater 2024では日本の学生作品として16年ぶりに入選し、直近では第51回学生アカデミー賞を受賞、日本の作品が受賞するのは今回が初となる。卒業後は海外での活躍を目指し渡航準備を進めつつ、Rock In Japan Fes 2024のタイトル映像を担当するなど、国内でフリーのCG映像作家としても活動している。
その他の作品
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