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開催レポート|落合陽一特任教授監修 2020年度夏季集中講義メディアアート「え、リモートじゃないの?展」|デジタルハリウッド大学[DHU]

開催レポート|落合陽一特任教授監修 2020年度夏季集中講義メディアアート「え、リモートじゃないの?展」|デジタルハリウッド大学[DHU]

デジタルハリウッド大学[DHU]では、2020年8月22日~9月6日の間、落合陽一特任教授による夏季集中講義「メディアアート」講義及び成果発表展示会を実施しました。

夏季集中講義「メディアアート」は2017年より毎年実施されており、今年で4年目を迎えます。「知の源泉/表現」を学ぶ教養科目として本講義が設置されているデジタルコミュニケーション学部の学生だけでなく、専門職大学院(デジタルコンテンツ研究科)、および設置会社デジタルハリウッドの事業である専門スクール等からも受講生を募り、多様な年齢層や専門分野のチームを編成。初回講義から展示会開催までを一週間で集中的に行いました。

なお本講義は新型コロナウィルス感染症への対策として、消毒・検温・マスク装着等を行いながら対面授業を実施しました。また来場はWebからの予約申込み制とし、場内の人数を制限して開催いたしました。

【受講生による挨拶】 

ごあいさつ
この度は、デジタルハリウッド大学へご来場いただきまして誠にありがとうございます。
2020年度 落合陽一氏 講義 メディアアート 成果発表展示会「え、リモートじゃないの?展」を開催いたします。
本展は、デジタルハリウッド大学、大学院、スクール、G’s ACADEMYより、所属を越えた18名の受講生により講義の一部として企画され、制作され、構成されています。
新型コロナウイルスの影響により、私たちを取り巻く生活は大きく変わりました。
マスクの着用、長い自粛生活、ウイルス感染への注意喚起は今では当たり前となりました。
厳しい状況下でのオフライン授業の中、ソーシャルディスタンスと十分な感染予防対策を図り、
講義の受講、作品制作、運営、展示まで9日間という非常に短いスケジュールで本展を開催することとなりました。
本展覧会では、受講生一同、多種多様なバックグラウンドを生かしたアイディアでメディアアートを制作いたしました。
9日間という短い時間の中でしか生まれない、個性溢れる作品を「え、リモートじゃないの?」という驚きと共にお楽しみくださいませ。
後になりましたが、この講座と展示の開催にあたり、ご支援、ご協力賜りました落合陽一教授、
並びにデジタルハリウッド大学 杉山知之学長、ティーチング・アシスタントの皆様、スタッフの皆様に厚く御礼申し上げます。
2020年度 落合陽一氏 講義 メディアアート 受講生一同

期間:2020年8月31日(月)〜2020年9月6日(日)

時間:12:00-15:00 16:00-19:00(最終日のみ11:30-16:00)

会場:デジタルハリウッド大学 駿河台キャンパス メディアライブラリー
  (千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア3F)

主催:デジタルハリウッド大学[DHU]

監修・指導:落合陽一(デジタルハリウッド大学 客員教授)

内容:学生によるメディアアート展示

■落合陽一氏担当講義「メディアアート」授業概要 

メディア装置の発明を伴う芸術活動が近年盛んに行われるようになってきている。 もとより、 表現媒体とコンテンツという二分法に対しての一体化した表現法として考えた場合、 メディアアートは現代アートやメディア批評性を持つ芸術や発明的芸術、 エンターテイメントの中で様々なジャンルと解釈が含まれている。 そういった技術的要素を含んだ文化的表現の手法として計算機科学や応用物理や生物などの工学的発明を伴った表現について国内外で注目が集まりつつあり、 今後の社会要請としてスポーツイベントや文化イベントなどで積極的にそのような表現が求められてくると予想される。 本講義及び演習では、 メディア技術史とメディア表現技術を概観し、 斬新な表現方法について考察した上でグループワークまたは個人により作品を制作し展覧会を運営する。

■展示作品一覧

こころと距離と地図

通用する青春

人工物と自然物の逆

あなたが生活している地面の裏側

うるささ(2013 -2015)

Under The Concrete

Broken Reflections

We are, not I am

愛読花

「感情処方箋」ー未来Be Oneクリニック

叡智の科学信仰

きっとまた、あっちとつながる

消毒瘴毒

ちゃんと生えている

唇会談

「懐古」への邂逅

世界からもし、イデアが無くなったら

■参加学生の感想コメント(「唇会談」を制作しMVPを受賞した平松レイナさん・学部4年生)

フィジカルな出会いが少ない昨今。偶然出会った18人が一丸となり、たった9日間で個人作品を作りつつ展示会という一つの共通した世界を創り上げる感覚は刺激的でした。また必要最低限のコミュニケーションが取られがちの今だからこそ「何気なく生まれる会話」の重要性を実感しました。前例がひっくり返され続ける歴史の渦の中でそれに順応させた形で作品をアウトプットした経験は今後飛躍するためのバネの仕込みとなりました。

■担当教員プロフィール

落合 陽一 特任教授
筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター センター長、准教授
大阪芸術大学客員教授
Pixie Dust Technologies CEO
デジタルハリウッド大学 特任教授

メディアアーティスト。1987年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。筑波大学准教授・デジタルネイチャー推進戦略研究基盤代表・JST CREST xDiversityプロジェクト研究代表・一般社団法人xDiversity代表理事。2015年World Technology Award、2016年Prix Ars Electronica、EUよりSTARTS Prize受賞。Laval Virtual Awardを2017年まで4年連続5回受賞など、国内外で受賞多数。個展として「Image and Matter (マレーシア・クアラルンプール,2016)」や「Imago et Materia (東京六本木,2017)」、「ジャパニーズテクニウム展 (東京紀尾井町,2017)」、「落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」(東京・表参道,2018)」、「質量への憧憬(東京・品川、2019)」など。グループ展では「Ars Electronica Festival」「SIGGRAPH Art Gallery」,「県北芸術祭」や「Media Ambition Tokyo」などに参加。近著として「日本進化論(SBクリエイティブ)」、「デジタルネイチャー(PLANETS)」、写真集「質量への憧憬(amana)」

   

平野紫耀さんが登場!デジタルハリウッド大学新CM『みんなを生きるな。自分を生きよう。2024』

本気で夢を追うって
簡単じゃないんだってマジで

これから先、諦めたくなる瞬間が
かならず来る
もちろんおれにもくる

でも、その夢を実現できたら、
きっと「最高だ!」って思えるんだよ

だから、とにかく一歩踏み出す
その選択が正しいかなんて、
今の時点じゃ誰にも分かんないし

最終的に、自分の道は、
自分で選ぶしかないでしょ!

みんなを生きるな。
自分を生きよう。

本気で夢を追うって
簡単じゃないんだってマジで

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でも、その夢を実現できたら、
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みんなを生きるな。
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