ターレンス国際賞　受賞

オランダの画材メーカーの株式会社ターレンスジャパンが授与するターレンス国際賞を本学の学生が2名、受賞いたしました。

受賞したのは南雲ゼミ所属の千脇 知子さんの卒業制作作品『和菓子の世界を彩る雑貨』、同じく南雲ゼミ所属、厳 若天さんの卒業制作作品『伝統新語』 です。

◆千脇 知子さん卒業制作作品：『和菓子の世界を彩る雑貨』へのコメント

日本文化に目を向け始めた若い学生の表現へのチャレンジをたくましく感じられます。 
和菓子の解説から、そのミニチュアを雑貨として楽しむという制作は、美しさと可愛らしさを同時に凝縮させたような技術的な高さが認められます。 
和菓子が持つ、色の美しさを再確認させる作品と言えます。 

◆厳 若天さん卒業制作作品：『伝統新語』へのコメント

中国からの留学生による伝統と新しさに挑戦した制作です。 
伝統的な切り絵という技法とコンピューターによるデザインから 
レーザーカッターによる立体的な切り絵という斬新な対比は見る人に衝撃を与えます。 
作品のボリュームも多く、制作の苦労も見受けられますが何よりもアナログとデジタル融合を高く評価します。 

この度は、誠におめでとうございます。

ご卒業後の益々のご活躍をお祈りしております。