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2021年度に向けて(学長メッセージ)

2021年度に向けて(学長メッセージ)

学生および保護者の皆様には、日頃より本学の授業運営にご理解・ご協力をいただき、感謝いたします。

2020年4月以降、日本全国における新型コロナウィルス感染者の急増により、本学ではほとんどの授業をオンラインに切り替え、実施をしてきました。

オンライン講義においては、国際的に広く使われているZOOM社のテレビ会議システムを中心に使用しています。最大500人が同時に双方向での講義ができるサービスとなっており、大学では多数ライセンスを購入し、余裕をもって講義運営ができる体制となっております。

また、学生同士や教員とのコミュニケーションをより円滑にするため、Slackという企業向けコミュニケションサービスを導入し、全学生が利用できるライセンスを用意いたしました。大学の基幹システムである「デジキャン」が、大学事務局と学生との正式なコミュニケーションを担うことに対して、Slackはカジュアルなコミュニケーションの場として設定されており、言わば「デジキャン」とSlackが縦糸と横糸のように働き、その基盤の上にオンライン講義が乗っている形を作っております。

それにより、それぞれの講座に設定されている到達レベルに対する成績、出席状況は、従前の実際の教室における講義と変わらない結果となりました。第1クォーターと第2クォーターの学期末に行った学生対象アンケートでは、どの項目についても、学生の9割がオンライン講義についてポジティブな感想をもっていることがわかりました。オンライン講義の良い点については、資料が見やすい、音声が聞き取りやすい、チャットを用いて講義中に質問がしやすい、教員と学生の感覚的距離が全員同一でありコミュニケーションが取りやすい、ということが抽出されました。また、学生アンケートから、全学生の7割以上が「来校できない」もしくは「感染リスクが不安であるため来校したくない」という状況であることもわかりました。

しかしながら、大学の役割として当然に、将来につながる人脈形成や社会とのバランス感覚の醸成のためにも、学生同士や学生と教職員の間の人的な交流等を促進することが不可欠であると認識しています。そのことを踏まえ、感染拡大に歯止めがかかった夏季休暇以後は、講義の実際の教室での開催、サークル活動での利用、メディアライブラリーの利用、PCルームの利用、ネット環境が整っていない学生の学内ネットの利用、作品制作のためのオールナイト利用などを認めており、積極的に登校する学生についての受け入れも行ってきました。

結果として、いくつかの講義が、教室で行われると同時にオンラインにも対応するというハイブリット型としての運用が始まりました。実際の教室に通学してくる学生と、オンラインでつながっている学生の両方に対応するために、教員にアシスタントをつけるなど新たな運用も開始しています。 

上記に述べました2020年度の実績を踏まえ、2021年度については以下の方針にて運営を実施します。

  • 大学の授業に慣れていない1年次の語学科目や、演習科目のうち、対面による指導が効果的であるものについては、原則的に対面授業にて実施する。
  • 講義科目は、原則としてオンライン授業にて実施する。
  • その他演習科目などにおいては、授業内容や履修者の状況に即して担当教員が個別に授業実施方法を決定する。
  • 授業実施方法については、対面型、ライブ配信型、オンライン型、ハイブリッド型を記して、学生への告知を行う。
  • 学生自身が基礎疾患を持っているもしくは同居者に基礎疾患を持っている等、対面授業への参加が難しい場合は、オンライン参加を可能とするなど、学生や教員の事情にも配慮する。
  • 学内の施設について、消毒・検温・ビニールシートやプラスチック板の設置など、感染防止対策に最大限留意する。 

また本学は、DHU 2025 VISION BOOKでも示しているとおり、デジタルコミュニケーションが基盤となる社会をより幸せにすることを掲げております。そのひとつの挑戦として、三次元空間として表現されるバーチャルリアリティ空間の教育利用も推し進めます。最初の目標は、全学生、全教員、全スタッフが、デジタルヒューマン(アバター)として活動できるようになることです。今後も先端技術を教育に実装することに努めていきます。

我が国において、2021年度も新型コロナウィルス感染症のパンデミックが収束に向かわない場合は、実空間における教育活動が不可能になることも想定されます。その場合は柔軟に対応し、学生たちの大学での学びを最大限進められるように、さらに工夫を重ねて大学運営を続けていきます。

デジタルハリウッド大学・学長 杉山知之

   

平野紫耀さんが登場!デジタルハリウッド大学新CM『みんなを生きるな。自分を生きよう。2024』

本気で夢を追うって
簡単じゃないんだってマジで

これから先、諦めたくなる瞬間が
かならず来る
もちろんおれにもくる

でも、その夢を実現できたら、
きっと「最高だ!」って思えるんだよ

だから、とにかく一歩踏み出す
その選択が正しいかなんて、
今の時点じゃ誰にも分かんないし

最終的に、自分の道は、
自分で選ぶしかないでしょ!

みんなを生きるな。
自分を生きよう。

本気で夢を追うって
簡単じゃないんだってマジで

これから先、諦めたくなる瞬間が
かならず来る
もちろんおれにもくる

でも、その夢を実現できたら、
きっと「最高だ!」って思えるんだよ

だから、とにかく一歩踏み出す
その選択が正しいかなんて、
今の時点じゃ誰にも分かんないし

最終的に、自分の道は、
自分で選ぶしかないでしょ!

みんなを生きるな。
自分を生きよう。