大学紹介
学長メッセージ

デジタルハリウッド大学に関心をお持ちのみなさんへ
世界を満たせ。
Fill the world.
生成AIの急速な普及によって、課題に対して、大量の知識を集め、整理し形にすることは、誰もができるスキルになりました。だからこそ、これからの時代の人間に強く求められるのは、良い問いを立てること。問いに答えるために「何かを作り」、他者の心を動かし、社会に実装し、世界を変える変革者になる。
デジタルハリウッド大学は、そうしたAI時代に不可欠な「主体的に定義し、創造する自分」を育むための場です。複数領域を横断して学び、つくり、試し、フィードバックを受けながら、自分の適性と志向に沿って学びとキャリアを設計していく。本学は、過去30年にわたり日本のデジタル表現・コンテンツ産業と並走することで、多くの担い手を社会へ送り出してきました。ここで学ぶことは、エンタテインメント産業をはじめとする“体験価値”の時代を変革する一員として、世界へ踏み出すことに他なりません。
そのような世界に類を見ない本学の学びを支える特徴として、次の三つを特に強調したいと思います。
第一に、業界の最前線で活躍する実務家教員の存在です。学生は、知識や技術を学ぶだけでなく、仕事の組み立て方、学び続ける姿勢、困難を越える術を、業界の実践者たる教員をロールモデルとして直接学ぶことができます。
第二に、大学スタッフによる「仲間的な」支援体制です。本学では、フィジカルな空間での日々のコミュニケーションを大事にし、学生一人ひとりの状況に目を配り、必要に応じて適切に関与しながら、将来の選択について共に考えていきます。学生を孤立させないこと、しかし同時に主体性を育むこと―その両立を大切にしています。これはリアルなキャンパスを持つ小規模な学校だから可能なことです。
第三に、デジタルハリウッドが過去30年間で培ってきた9万人を超えるプロフェッショナルコミュニティの厚みです。教員、先輩、同期、後輩が縦横に結びつくネットワークは、在学中に限らず、卒業後も学びと挑戦の基盤となります。ここで得られる最大の財産は、技能や知識のみならず、生涯にわたり探索と制作を続ける仲間との出会いにあります。教員も、先輩も、後輩も、互いの作品を通じて尊重し合い、ともに歩む「仲間」である。その文化こそが本学の強みです。
これら三つを通じて培われるのは、「自らの未来を設計する力」です。入学時点で進路が定まっていなくて構いません。在学中に方向性が固まることもあれば、卒業後に改めて見出されることもあるでしょう。重要なのは、変化し続ける世界において、何度でも選び直し、つくり、検証し、更新していける力を身につけることです。
デジタルハリウッド大学は、卒業するための場所ではありません。生涯かけて、主体的に学び続けるためのハブであり、コミュニティなのです。
その理念を端的に表す言葉として、僕は次の合言葉を掲げます。
世界を満たせ。
Fill the world.
本学での学びは、世界に新たな喜びと価値をもたらすためにあります。皆さん一人ひとりの作品と挑戦が、世界の隅々まで広がり、みんなのこころを明るくする。その未来を一緒に作る仲間を求めます。
2026年4月1日
デジタルハリウッド大学 学長
藤井直敬
藤井 直敬 Fujii Naotaka
東北大学医学部卒、眼科医、東北大学医学部大学院にて博士課程修了、医学博士。1998年よりMIT Ann Graybiel labで研究員。2004年に帰国し、理化学研究所脳科学総合研究センターで副チームリーダーを経て、2008年より適応知性研究チームのチームリーダー。社会的脳機能の研究を行う。2014年に株式会社ハコスコを創業。2018年よりデジタルハリウッド大学大学院教授、2022年よりデジタルハリウッド大学学長補佐、2026年4月よりデジタルハリウッド大学第2代学長に就任。専門は「現実科学」。



